Showing posts with label VPS. Show all posts
Showing posts with label VPS. Show all posts

Jul 10, 2010

ServersMan@VPS

わりと切羽詰っているので(?)、DTIのVPSサービスを申し込んでみました。

ServersMan@VPS仮想専用サーバーサービス:ユビキタスプロバイダ DTI

さくらのレンタルサーバ(共用)と同じくらいの値段でOpenVZベースのVPSが使えます。OpenVZなのでできることは限られていますけどね。

今はSlicehostの256MBのXenインスタンスを使っていますが、最近はCPUやメモリやストレージを使うサービスにはGoogleばかり利用しているので、Slicehostを維持し続ける動機が低下しています。同じくらいの料金でLinodeの512MB Xenインスタンスが利用できるという事実もありますし。

そういうわけでGoogleに任せられない仕事だけServersMan@VPSに載せ、Slicehostは年末までには解約してしまう予定です。

…しかし、このサービス名(ServersMan@VPS)はダサ過ぎです!!

Oct 24, 2008

Slicehostが Rackspaceに買われるらしい

このブログのホスティングをしているSlicehostが結構大手のホスティングプロバイダであるRackspaceに買われるようだ。

Rackspace FAQ // Slicehost - VPS Hosting

Slicehost is pleased to announce that we have entered into an agreement to be acquired by Rackspace Hosting, Inc. Once the transaction is complete, Slicehost will be a wholly-owned subsidiary of Rackspace.

そんなにエキサイティングな話ではないけれど、財務的に安定するだろうし、事業の継続性は高まったのではないかな?ひょっとしたらもっとネットワーク環境の良いデータセンタに移れるかもとちょっぴり期待。

JasonとMattのギーク臭いプロジェクトとしての身軽さは失われるかもしれないけれどね。

Jun 20, 2008

Slicehostのお手入れ

3日に1エントリーの目標が全然達成できていないので、Slicehostのhousekeepingネタ。

「2つでじゅうぶんですよ」と言いたいところだが「1つでじゅうぶんですよ」

そう、gettyはWeb consoleで使う分、つまり1つだけあれば十分である。

$ sudo -s
# cd /etc/event.d
# mkdir .disabled
# mv tty[2-6] .disabled

ブート時・シャットダウン時にHardware Clockをいじらないようにする

Ubuntuのブート/シャットダウンシーケンスでは、ブート時にHardware Clockを読み出してOSのSystem Clockに設定し、シャットダウン時には逆にSystem ClockをHardware Clockに保存しようとする。だが、domUのHardware Clockは物理マシンのdom0が仮想的に実現しているものなので、dom0のHardware/System Clockに同期しており、domUから操作する意味がない。

domUのブート時・シャットダウン時にHardware Clockをいじらないようにするためには、/etc/default/rcSに以下の行を加えておけばよい。

HWCLOCKACCESS=no

/etc/sysctl.confがカーネルバージョンとマッチしていないのを何とかする

SlicehostのdomUカーネルは今のところ変更できないようなので(2.6.18-xen)、/etc/sysctl.confに新しいカーネルでしかサポートしていない変数を設定していると、warningメッセージを見ることになる。/etc/sysctl.confの中の以下の2つの項目はコメントアウトしても構わない。

kernel.maps_protect = 1
vm.mmap_min_addr = 65536

別にこの設定をしなくても害はない。

May 5, 2008

Slicehostを Hardyにアップデートしてみた

Slicehostでホスティングしているこのブログのサーバ(Xen Guest)をUbuntu 7.10 (Gutsy)からUbuntu 8.04 LTS (Hardy)にアップデートしたみた。

通常のUbuntuマシンと同様にupdate-manager-coreパッケージがインストールされていれば、do-release-upgradeコマンド一発でアップグレードできる。

$ sudo -s
# apt-get install update-manager-core
# do-release-upgrade

sshで接続した状態で実行するのはやや面倒なので、Slicehost Managerから起動できるWeb Consoleで作業した方がいい。実際の作業は結構緊張するが、ローカルな環境でVMware Guestをアップデートするのとさほど変わらない。

再起動後、好みで不要なパッケージを削除してもいい。私の場合はこれくらいのパッケージは削除している。

$ sudo apt-get autoremove gcc-4.1 cpp-4.1 gcc-4.1-base
$ sudo apt-get autoremove libdb4.[2345]
$ sudo apt-get autoremove alsa-base alsa-utils linux-sound-base
$ sudo apt-get autoremove libpam-foreground

Dec 10, 2007

Slicehostに移行してみた

さてそういうわけで、すでにSlicehostへの移行は完了している。

Slicehostの契約上の特徴は、予約ベースのサブスクリプションとディポジットベースのペイメントシステム。

ユーザは用意されているXen VMを契約するわけではなく、まず最初に契約したいスペックのXen VMをリクエストする。そうすると予約キューに入れられて新しいサーバを投入するのに充分なだけリクエストが溜まったら初めて、サービス開始可能になったと連絡がくる。予約キューは、スペックと期間によってプライオリティが付けられており、スペックが高いほど期間が長いほど待ち時間が短くなる。とは言っても私が256MBのプラン×12ヶ月の予約した場合で4,5時間しか待たされなかったのでそれほど問題にはならないかもしれない。

また、支払いはディポジットベースになっている。例えば、256MBのプラン×12ヶ月を借りるとき、240US$(20US$×12)ディポジットする。まとめて240US$以上の支払いを行うと10%のアカウントボーナスがもらえるようになっていて、ディポジット額が240+24US$に増額される。このディポジットから毎月20US$ずつ使用料が差し引かれていく。途中でプランを256MBから512MBに変更したりバックアップオプションを追加したりした場合には、このディポジットから毎月差し引かれていく額が増額される。

ディストリビューションは、Ubuntu Dapper, Gutsy, Debian Etch, Gentoo 2007.0, CentOS 5.0, Fedora Core 6から選べる。i386ではなくx86_64アーキテクチャなので、Ubuntuみたいな満艦飾タイプのディストリビューションでは正常に動作しないパッケージがたまに混じっている。aptやyum頼みの人は要注意。

私はいつも使っているGutsyにした。標準でインストールされているのは、ubuntu-minimal以上ubuntu-standard未満。timezoneがUTCになっているので、

# dpkg-reconfigure tzdata

してtimezoneをAsia/Tokyoにしたり、localeが設定されていないので、

# locale-gen en_US.UTF-8 && update-locale LANG=en_US.UTF-8

してen_US.UTF-8にしたりしさえすれば、あとはもう普通のUbuntuサーバとして設定して行くことができる。メモリが限られているので、mod_pythonを動かすのにmpm_preforkじゃなくてmpm_workerにするとか、mpm_workerなのでPHP5はmodule版じゃなくてfcgiで動かすとか、メモリが少な目のところに詰め込む功夫は別途必要だけど。

Dec 7, 2007

Slicehostを借りてみた

(約一週間前に書いたエントリをそのままお送りしています)

Xenベースのホスティングに移行しようと思っている。言うまでもなく、専用サーバを借りるよりは安価で済み、OpenVZなどを使ったホスティングと違って独占的に利用可能な物理メモリがある程度確保でき、手元でほぼ同等の環境を作って動作試験するのが容易だからだ。

本当はAmazon EC2が使いたいのだけどお世辞にも安いとは言えない。今借りているさくらインターネットの専用サーバが6,800円なのでそれより高くなっては意味がない。

だいたい独占的に使えるメモリが256MBで20US$/month、512MBで40US$/monthくらいが目安と考えて探すと、HostingFuにリストされているようなものが見つかる。

Xen Hosting | HostingFu

上記に加えてOgawa::Buzz: VPSLinkでも言及したVPSLinkが10月からOpenVZではなく、XenベースのVPSのサービスを開始している。

XEN VPS Hosting - VPSLink Hosting Services

Server Axisの安さは異常なのだが、メモリ256MBのオプションがないので最低価格ではVPSLinkやSlicehostに分がある。

メモリは256MB使えれば充分だとひとまず考えるとすると、一年契約でVPSLinkが20.79US$、Slicehostが18US$(20US$から実質10%ディスカウント)。VPSLandが期間限定でメモリ50%増量サービス中になっているので、メモリ192MBのプラン(メモリは288MBに増量される)で三カ月契約で20US$/month。加えて最初の月が半額になるクーポンもあるのでさらに安くなる。ただ、サービス期間が終わったらメモリ容量が契約通りに戻るのだとしたらXL-256を契約しなければならず、その場合は27US$と割高になる。

以下は雑多な観測。

  • VPSLinkはもともとネットワーク性能やディスクI/O性能に定評がある。
  • Slicehostのネットワーク性能やディスクI/O性能は正直しょぼい。ディスクI/Oの方は大した問題ではない。ネットワークの方はたびたび工事していて心配。逆に言えば、まだ伸びしろがある。
  • Slicehostはユーザインタラクションが充実している。フォーラム、Wiki、ブログが提供されているのは今や当然として、tumblrブログ、twitter、ircなどよく分からない方向にユーザ用チャンネルを広げている。また、Xenホスティングに関して比較的長いエクスペリエンスがある。
  • Server Axisはユーザインタラクションを無視している。フォーラムもWikiも何もない。ただスペックとサービスのみをユーザに提供するアティチュードには「漢」を感じる。
  • VPSLinkは毎晩無料のバックアップを行う。バックアップ時間が日本の昼間に当たるためその間の性能が低下する。バックアップのリストアには一回50US$かかる。Xenホスティングではバックアップを今のところリストアすることができない。
  • Slicehostでのバックアップは、契約したプランに応じたオプションになっている。メモリ256MBのプランでは月5US$。日ごと週ごとの自動バックアップに加えて、任意の時点のスナップショットが取れる。バックアップからリストア、別に契約したホストへのクローニングもできる。

とりあえず、Slicehostを借りてみた。

Jun 24, 2006

VPSLink

また性懲りもなく(Ogawa::Buzz: VPS7難民)、VPS (Virtual Private Server)を借りてみたYO。

VPSLink

今はさくらの専用サーバを借りてFreeBSDで使っているのだけれど、月額料金がお小遣い程度とは言いがたい状況だった。それだけの価値があるのは確かだけれども、sustainable blogは、広告料と釣り合う程度のコストを支払いつつ、知的好奇心を多少なりとも満たせるホスティングサービス上で運営したいものだ(AdSense狩りがかえすがえす口惜しいわけだが…)。

で、VPSLink。ありし日のVPS7並(それ以下?)の料金で利用できるOpenVZ(OS上のVirtualization)サービス。ここが面白いのは、安いことだけではなくて複数のLinux distroから選択してデプロイできるということ。コントロールパネルから今までのはなかったことにして他のdistroをデプロイし直すなんてことができる。しかもほとんど時間もかからない。リブートの方が時間がかかるくらいだ。

ひとまず、VPSLink 3を借りてUbuntu 6.06をデプロイしてみた。nslookupとかfileとか基本的なコマンドが入っていなかったりtimezoneがUTCだったりしたのはご愛嬌。Webminとか変な管理ツールが入っていない素っ気なさにも愛を感じる。少し手を動かして、公開しているsvn repositoryを移行してみたところだ。

そうそう。OpenVZのGuaranteed RAMというのは結構曲者っぽい。普通メモリ256MBのマシンなら256MB+swap分の(optimisticなallocatorならそれ以上の)メモリをアロケートできてしかるべきだが、Guaranteed RAMというのは仮想的なメモリに対する制限らしい。例えば、MySQLでQuery Cacheを16MBほど採る設定にしてあると、(まだそのページに触ってもおらず)実際には実メモリが未アロケートな状態でも16MB分のVirtual Memoryがメモリ使用量に加算されるだろう。だから、パラメータの設定には慎重になる必要があるし、そういうことに対する負担を軽減したければVPSLinkで契約するときになるべく上位のプランを利用すべきだということになる。

本当のところを言うと、Para-virtualizationやVirtual Machine技術を使ったサービスが望ましい(そうすればOpenVZのメモリシステムに煩わされることもない)のだが、まだ安定性や料金の点で厳しい。Xenを仕事で使っていると分かるのだが、たとえシングルCPUノードに2GBメモリが積まれていたとしても、256MBのKernel-XenUを数台動かすというのはあまり現実的でない。満足いく性能を達成するにはVM数を物理CPU数+αかせいぜい定数倍まで減らす必要がある。つまりはプロビジョニングの手段としては相当に有効でもパーティショニングの手段としては疑問符を付けざるを得ない。一方でコストを低廉化するのはパーティションの個数だ。結局のところ、1ノードまるごと借りるよりコストを数分の一にできるかもしれないが、十~数十分の一にするのは無理であるか性能・安定性を犠牲にするということだ。Virtual Machineならば状況はなお厳しいってこったね。

Feb 9, 2006

VPS7難民

現在借りているVPS7(Ogawa::Buzz: サーバーを移転した件について。)が理由は定かではありませんが、2月末で突如サービス停止することになりました。一年ほど使ってきて、サービス品質、価格とも満足していただけに非常に残念です。

早々に代替のサーバを見つけなければならないのですが、数あるレンタルサーバ業者の膨大なサービスの中からVPS7に匹敵するような条件のサービスを見つけるのは至難の業です。いたずらに労力と時間を浪費してしまっています。たいがい疲れてきたので、もうSakura Internetの専用サーバ(SAKURA Internet : 専用サーバ 概要)あたりでいいんじゃないかと思っています。金で済ませられるのならそれでいいんじゃないか、と。

私にとってレンタルサーバの主たるメトリックはCPU性能でもネットワーク性能でもディスク容量でもなくて、メモリ容量なのです。CPUが遅くてできないことはそんなにありませんが、メモリが少なくてできないことはたくさんありますから。前述のSakura Internetの専用サーバの512MBメモリに匹敵するVPSを探そうとすると、unixshell#(unixshell# :: Virtual Servers, Virtual Private Servers)でも月59.99USD(7000JPY強)ですから、それならば最初から専用サーバを借りておけばよいわけです。もう少しコストを抑えたいところですが。

ところでVPS7の事業シーズはどこか引き継げないものでしょうか。例えば、下位のISPや中堅以下のiDCで、full-managedサービスに人員を割けないところ。ニッチマーケットなのは重々承知しているのですが。

2006-02-25追記:

X Dayが近づくVPS7だが、20日くらいからまったくアクセスできない。admin宛てにメールを送ってもエラーになる。大抵のデータはサルベージ済みだからいいようなものの、消したいデータもあったわけなのだが…。

最後の最後でムカついている次第。

Apr 1, 2005

VPS7で微妙に苦労している件について。

VPS7.netは、Hop Countが17くらいあるだとか、RTTが136msecくらいかかるだとか、そういう問題はさておくとなかなか快適です。忙しい合間にちょこちょこと手を入れているのですが、FreeBSDの上手な人と違って結構嵌りますね。

とりあえずやったことのあらましを書いておきます(例によってほんの一握りの人にしか訴求しません)。

  1. Movable Type 3.151-jaが動くようにいくつかのパッケージをpkg_add -rでちきちき追加。mt-check.cgiの出力とFreeBSD Ports Changesを見比べながらやるだけなので簡単でした。
  2. httpd.confの設定をいつもやっているように変更。AWStatsなども入れてみました。
  3. subversionをインストール。いつも使っているノートPC上のFedora Core 3 on VMwareで動かしていたsvnリポジトリをようやくリモートに移動しました。svnserveも起動するように設定し、手元のPCからはTortoiseSVNで快適編集生活になりました。
  4. cvsupとportupgradeで修行。古くなっているパッケージがいくつかあるのでportupgrade -anOで「+」が付いてしまうパッケージをポチポチ入れ替えてみました。「-O」(--omit-check)オプションを与えないとportupgradeが実行できないのがとても気になります。
  5. --omit-checkしなくて済むように特訓。なぜ--omit-checkが必要になってしまうかというと、私の借りているjail(5.4-PRERELEASE)では最初からapache-1.3.33_1ではなくてapache+mod_ssl-1.3.33+2.8.22が入っているためです。どうでもいいじゃんという感じですが、ここで諦めるとSVN::Webを入れたいと思った時にp5-SVN-Web→subversion-perl→swig→apache-1.3.33_1と依存関係のリンクが続き、apache-1.3.33_1がないやんけと怒られるという肩身の狭い思いをすることになります。mod_perlもそうなります。しょうがないのでえいやっと元のパッケージを消し、新しいのを入れ、そうするとmod_php4が動かなくなるので入れ直し、それに併せてhttpd.confも小修正したりして無事矛盾解消しました。少々骨が折れました。vps7のデフォルト設定は一考の余地がありますね。

あとは普通にmod_perlやSVN::Webを入れたり、cronでcvsup & portupdate -aしたりできます(後者は嘘です)。

Mar 24, 2005

サーバーを移転した件について。

思うところあってLolipopを使い続けるのを断念して、VPS(Virtual Private Server)に移行しました。ある程度スキルのある人でないと管理者さんに徒に労力をかけるだけになってしまうでしょうから、ここではあえて移転先は書きませんが(と思ったらリンクされていたみたいなので書いておきます、VPS7です)、tracerouteしてみるととんでもないところにあるのが分かります。今のところ価格・性能・サポートともに非常に満足しています。何せ昨日夕方思い立って申し込んで、そして今ちゃんと動いてしまっているわけですから。

さて、VPSにしろFull-managed Hostingにしろ専用サーバーにしろ自宅サーバーにしろ、ネットワーク(遅延・バンド幅)、CPU、メモリーなどといった資源をどのようなバランスでどれくらいのコストを支払って貸借するか、という問題に収斂します。すべてを求めるなら自宅サーバーが現在対費用性能上ベストで、私の場合には住環境上その選択ができません。Lolipopなどはネットワーク遅延においてのみ優れたソリューションでそれ以外の要求を極小化することによってコスト低減を図っており、これが私のニーズにはミートしません。

一般的に言って、Webアプリケーションの高度化は資源への要求を増大させ続けているため、低価格のホスティングサービスはそうしたニーズに決して応えることはありません。代わりにディスク容量の大容量化などの本質的でないサービスに向かいつつある現状を考えると、これらのサービスが美味しかった(大多数のユーザーがCPU・メモリー資源をほとんど使わなかったため、たまたま使いたいユーザーにとっては資源に余裕があった)時期は過ぎてピークオフが近づいているのでしょう。要は既存のISPやポータルサイトの提供してきたホームページ作成サービスがあまりにpoorだったため、そのパイを奪うことができた、という現象が観測されただけなのかもしれません。ISPなどにとってこうした事業はそもそも不採算であってパイを奪われることによるデメリットもほとんどなかったでしょうし、そういうサービスに移行するだけのmobilityとliteracyを備えた層は他のサービスへの移行も早いことは十分に予想できます。

一方で専用サーバーはどうかというとコストが問題です。集約的なDCのフェアなネットワーク性能がFTTHに劣るという現状ではむしろDCの実現する付加価値がコストに見合うかどうかだけが問題です。信頼性は確かにあるのでしょうが、ウイルスチェックをすると月何万円増しだの、毎日バックアップを取ると月何万円増しだの、と言った割高な料金体系が個人やSOHOの財布を開かせることはありません。彼らにとって自宅サーバーの方が圧倒的に望ましい解なのです。

VPSはDCがもともと持っていた信頼性と、低コストを両立させる一つの解でしょう。正直VPS7の料金は驚きですが。個人的には、jailやUMLを用いたこうしたサービスの基盤となる技術のpoorさに不満を感じないではありません。もっとフェアにリソーススケジューリングすべきだし、ハイヴを簡単にバックアップしたり移動したりする容易さも必要です。管理者コストにしても単体サーバーを管理するだけでなく、そこで動作する複数のVPSハイヴを管理する必要があります。ただ、現状のオープンソースソフトウェアだけで十分にビジネスに足るサービスを提供できているのも事実で、この方向性に未来があるのだろうなというのが今のところの私の印象です。

少し未来を考えると、IntelのVanderpool Technologies(Intel® Virtualization Technology - Intel Corporation)に代表される仮想化技術が一般化すると予想されます。ハードウェアサポートによってVPSがより一般的になり、そして今のVPSより自由度も効率も高いVPSが登場することは想像に難くありません。今から心待ちにしています。

閑話休題。

それにしてもFreeBSD環境は本当に久し振りなのです。以前使っていた頃はportsとか全然信用ならないので、後から追加するソフトウェアは必ず自分の手でインストールしていました。そのことを思うと、今はpkg_add -rでほとんどすべて事足りてしまってかなり拍子抜けです。

さらに昔、大学の共用のフロッピードライブ付きSun 4を使って、最新のXやらgccのソースアーカイブをtarで固め、それを1.44MBフロッピーにddでぎりぎり書き込み可能なサイズに分割し、ddでフロッピーに書き込み、そいつを家に持って帰ってFreeBSDマシンを使ってddで読み出し、tarに戻してそれを展開、それをスワップさせまくりながらコンパイル、とか信じられない手間をかけていたのでした。あの埃とトナーに塗れた計算機室が少し懐かしいです。

昔話はさておき、いまだにDNSの更新が遅延しているところ(例えば私の自宅)もあるようです。したがって、FeedBurnerのフィードは更新されているように見えるのに私のブログにアクセスしてみると(依然Lolipopのサーバーが見えるため)更新されていない、という愉快な現象が観測されるはずです。この記事をWebブラウザで無事に目にされているのであればその環境には問題はないということです。