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Jul 4, 2009

Mac OS XのPowerPointやExcelで作った図をLaTeXに取り込むには

Mac OS X用のPowerPointやExcelで作った図やグラフをLaTeXに取り込むとき用のメモ。

  1. PowerPointやExcelで取り込みたい図・グラフ等を選択して、Cmd-Cでクリップボードに入れる。
  2. Preview.appを起動して、Cmd-Nで「クリップボードから新規作成」し、Cmd-SでPDF形式で「保存」する。
  3. teTeXなどに含まれているebbコマンドを使って、bbファイルを作る。
    $ ebb hoge.pdf
    $ cat hoge.bb
    %%Title: ./hoge.pdf
    %%Creator: ebb Version 0.5.2
    %%BoundingBox: 0 0 687 503
    %%CreationDate: Sat Jul  4 00:06:20 2009
    
    
  4. LaTeXで以下のようにして読み込む。
    \usepackage[dvipdfm]{graphicx}
    
    (snipped)
    
    \begin{figure}[tb]
      \centering
      \includegraphics[width=.48\textwidth]{figure.pdf}
      \caption{figure.pdfの説明}
      \label{fig:figure}
    \end{figure}
    
  5. あとは普通にdviファイルを作ってdvipdfmxでpdfに変換する。

私は3.以降の操作はVMware Fusion上のUbuntuで行っている。Mac OS X上にTeXの環境を作るのが面倒なので。

3. でebbコマンドを使う代わりにmediabb.styを使う方法もある。しかし、たまにBoundingBoxの計算がうまくいかず、mediaboxonlyオプションを設定したり、ebbコマンドでbbファイルを生成した上でusebbオプションを追加したりしなければならない。

pdfではなくepsで読み込みたい場合には、popplerのpdftopsというコマンドを使って変換できる。Ubuntuなら

sudo apt-get install poppler-utils
すればインストールできる。

Dec 11, 2008

Ubuntu 8.10のghostscriptの文字化けを直すには

Ubuntu 8.10のghostscriptやそれを使うevinceでPostScriptファイルが文字化けする問題がある。11_gs-cjk_font_glyph_handling_fix.dpatchというパッチが当たっていないせいなのだけど。

簡単に修正するには、(たまたまこのパッチが*.psファイルへの更新しか含まないからなのだが)以下のようにすればいい。

$ cd /tmp
$ wget http://ogawa.googlecode.com/svn/blog/misc/ghostscript_8.63.dfsg.1-0ubuntu6-cjk.tar.bz2
$ cd /usr/share/ghostscript/8.63
$ sudo tar xfj /tmp/ghostscript_8.63.dfsg.1-0ubuntu6-cjk.tar.bz2

この作業をすると、/usr/share/ghostscript/8.63の下の以下のファイルが作成または上書きされるので、心配ならあらかじめバックアップをとっておくこと。

lib/cjkv/baseutil.ps
lib/cjkv/cjkcidcm.ps
lib/cjkv/cjkfnmap.ps
lib/cjkv/cjkvinit.ps
lib/cjkv/cjkvttcf.ps
lib/cjkv/tt11util.ps
lib/cjkv/tt42util.ps
lib/gs_cidtt.ps
lib/gs_init.ps

たく、この論文シーズンに...。

Nov 10, 2008

Ubuntu 8.10 on VMware Fusion のvmmouse問題対策

VMware FusionやVMware WorkstationなどのゲストOSにUbuntu 8.10をインストールしたときの、マウスポインタの動作がかなりあやしいです。ポインタがゲストOSに握られっぱなしになる(つまりvmmouseとして機能しない)か、ホスト・ゲスト間でポインタを移動できるがゲスト側の座標がちゃんととれないか、どちらかの症状が出てまったく使い物にならない感じです。

ちょっと調べてみたらbugs.launchpad.netでも話題になっていました。

この問題は、ひとまずintrepid-proposedリポジトリにあるxserver-xorg-input-vmmouseを使うことで解決できます。以下は私がやった作業です。

まず、/etc/apt/sources.list.d/intrepid-proposed.listというファイルを作り、下の一行だけ書いておきます。

deb http://archive.ubuntu.com/ubuntu/ intrepid-proposed restricted main multiverse universe

apt-getを使ってintrepid-proposedからxserver-xorg-input-vmmouseだけアップデートします。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install xserver-xorg-input-vmmouse

intrepid-proposedはもう使わないので先ほどつくったsources.listは削除・リネームなどしておきましょう。間違って他のパッケージをアップデートしてしまうと面倒くさいので。

$ sudo rm /etc/apt/sources.list.d/intrepid-proposed.list
$ sudo apt-get update

後はXを再起動するだけです。ちなみに私の/etc/X11/xorg.confはデフォルトのまま。下に置いておくので参考にしてください。

追記: っていうエントリーを書いた途端にubuntu-updatesリポジトリの方が更新されて、普通にapt-get upgradeすれば新しいxserver-xorg-input-vmmouseがインストールされるようになったっぽいね。

追記2: 残る問題は、サウンドデバイスをアタッチしているとシャットダウンできないことかな。VMware Fusion上で動作させるUbuntuで音を鳴らすことはないけどね。

Oct 31, 2008

Ubuntu Server 8.04LTS を8.10にアップグレードする

既存システムのupdateをしておく。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade

update-manager-coreがインストールされていなかったらインストールする。

$ sudo apt-get install update-manager-core

/etc/update-manager/release-upgrades を編集して以下のように変更する。

Prompt=normal

do-release-upgradeする。

$ sudo do-release-upgrade

追記:

メモリ256MBのSlicehostでアップグレードしたら、Apache2 + mod_python + tracの構成がちゃんと動かなくなってしまった。tracが0.11になってApacheのプロセスがバカでかくなってスラッシングを起こしていた。ロードアベレージが60とか(笑) FastCGIで動かすことにして今は事なきを得ている。

Jun 20, 2008

Slicehostのお手入れ

3日に1エントリーの目標が全然達成できていないので、Slicehostのhousekeepingネタ。

「2つでじゅうぶんですよ」と言いたいところだが「1つでじゅうぶんですよ」

そう、gettyはWeb consoleで使う分、つまり1つだけあれば十分である。

$ sudo -s
# cd /etc/event.d
# mkdir .disabled
# mv tty[2-6] .disabled

ブート時・シャットダウン時にHardware Clockをいじらないようにする

Ubuntuのブート/シャットダウンシーケンスでは、ブート時にHardware Clockを読み出してOSのSystem Clockに設定し、シャットダウン時には逆にSystem ClockをHardware Clockに保存しようとする。だが、domUのHardware Clockは物理マシンのdom0が仮想的に実現しているものなので、dom0のHardware/System Clockに同期しており、domUから操作する意味がない。

domUのブート時・シャットダウン時にHardware Clockをいじらないようにするためには、/etc/default/rcSに以下の行を加えておけばよい。

HWCLOCKACCESS=no

/etc/sysctl.confがカーネルバージョンとマッチしていないのを何とかする

SlicehostのdomUカーネルは今のところ変更できないようなので(2.6.18-xen)、/etc/sysctl.confに新しいカーネルでしかサポートしていない変数を設定していると、warningメッセージを見ることになる。/etc/sysctl.confの中の以下の2つの項目はコメントアウトしても構わない。

kernel.maps_protect = 1
vm.mmap_min_addr = 65536

別にこの設定をしなくても害はない。

May 5, 2008

Slicehostを Hardyにアップデートしてみた

Slicehostでホスティングしているこのブログのサーバ(Xen Guest)をUbuntu 7.10 (Gutsy)からUbuntu 8.04 LTS (Hardy)にアップデートしたみた。

通常のUbuntuマシンと同様にupdate-manager-coreパッケージがインストールされていれば、do-release-upgradeコマンド一発でアップグレードできる。

$ sudo -s
# apt-get install update-manager-core
# do-release-upgrade

sshで接続した状態で実行するのはやや面倒なので、Slicehost Managerから起動できるWeb Consoleで作業した方がいい。実際の作業は結構緊張するが、ローカルな環境でVMware Guestをアップデートするのとさほど変わらない。

再起動後、好みで不要なパッケージを削除してもいい。私の場合はこれくらいのパッケージは削除している。

$ sudo apt-get autoremove gcc-4.1 cpp-4.1 gcc-4.1-base
$ sudo apt-get autoremove libdb4.[2345]
$ sudo apt-get autoremove alsa-base alsa-utils linux-sound-base
$ sudo apt-get autoremove libpam-foreground

May 1, 2008

Ubuntu Hardyで VMware Server Consoleが動かない件

普段使いのThinkPad T42をUbuntu Hardyにアップグレードしたら、VMware Server Consoleが動かなくなった。こんなメッセージを吐く。

/usr/lib/vmware-server-console/bin/vmware-server-console: /usr/lib/vmware-server-console/lib/libgcc_s.so.1/libgcc_s.so.1: version `GCC_3.4' not found (required by /usr/lib/libcairo.so.2)
/usr/lib/vmware-server-console/bin/vmware-server-console: /usr/lib/vmware-server-console/lib/libgcc_s.so.1/libgcc_s.so.1: version `GCC_4.2.0' not found (required by /usr/lib/libstdc++.so.6)
/usr/lib/vmware-server-console/bin/vmware-server-console: /usr/lib/vmware-server-console/lib/libgcc_s.so.1/libgcc_s.so.1: version `GCC_3.4' not found (required by /usr/lib/libcairo.so.2)
/usr/lib/vmware-server-console/bin/vmware-server-console: /usr/lib/vmware-server-console/lib/libgcc_s.so.1/libgcc_s.so.1: version `GCC_4.2.0' not found (required by /usr/lib/libstdc++.so.6)
/usr/lib/vmware-server-console/bin/vmware-server-console: /usr/lib/vmware-server-console/lib/libgcc_s.so.1/libgcc_s.so.1: version `GCC_3.4' not found (required by /usr/lib/libcairo.so.2)
/usr/lib/vmware-server-console/bin/vmware-server-console: /usr/lib/vmware-server-console/lib/libgcc_s.so.1/libgcc_s.so.1: version `GCC_4.2.0' not found (required by /usr/lib/libstdc++.so.6)

以前類似の問題の対策をしたはずなのだがどうにも思い出せない。いろいろ試してみたところ、以下のようにすれば良いことが分かった。

# cd /usr/lib/vmware-server-console/lib
# mv libpng12.so.0/libpng12.so.0{,.bak}
# mv libgcc_s.so.1/libgcc_s.so.1{,.bak}

めでたしめでたし。

mvする代わりにwrapper-gtk24.shにパッチを当ててもいいね。

--- /usr/lib/vmware-server-console/lib/wrapper-gtk24.sh.bak     2008-04-30 23:48:50 +0900
+++ /usr/lib/vmware-server-console/lib/wrapper-gtk24.sh 2008-05-01 13:49:13 +0900
@@ -243,8 +243,8 @@
 # Dot releases of g++ keep breaking binary compatibility. Unconditionally use
 # the C++ libraries we compiled with the same compiler.
 #
-vm_append_lib 'libgcc_s.so.1'
-vm_append_lib 'libstdc++.so.5'
+#vm_append_lib 'libgcc_s.so.1'
+#vm_append_lib 'libstdc++.so.5'
 vm_append_lib 'libsigc-2.0.so.0'
 vm_append_lib 'libglibmm-2.4.so.1'
 vm_append_lib 'libglibmm_generate_extra_defs-2.4.so.1'
@@ -260,7 +260,7 @@
 # Redhat-7.3 doesn't have libpng12.so.0.  the executable doesn't link to
 # it directly, so we explicitly include it here
 #
-vm_append_lib 'libpng12.so.0'
+#vm_append_lib 'libpng12.so.0'
 
 #
 # When environment variable VMWARE_USE_SHIPPED_GTK is set to "force", we

Dec 10, 2007

Slicehostに移行してみた

さてそういうわけで、すでにSlicehostへの移行は完了している。

Slicehostの契約上の特徴は、予約ベースのサブスクリプションとディポジットベースのペイメントシステム。

ユーザは用意されているXen VMを契約するわけではなく、まず最初に契約したいスペックのXen VMをリクエストする。そうすると予約キューに入れられて新しいサーバを投入するのに充分なだけリクエストが溜まったら初めて、サービス開始可能になったと連絡がくる。予約キューは、スペックと期間によってプライオリティが付けられており、スペックが高いほど期間が長いほど待ち時間が短くなる。とは言っても私が256MBのプラン×12ヶ月の予約した場合で4,5時間しか待たされなかったのでそれほど問題にはならないかもしれない。

また、支払いはディポジットベースになっている。例えば、256MBのプラン×12ヶ月を借りるとき、240US$(20US$×12)ディポジットする。まとめて240US$以上の支払いを行うと10%のアカウントボーナスがもらえるようになっていて、ディポジット額が240+24US$に増額される。このディポジットから毎月20US$ずつ使用料が差し引かれていく。途中でプランを256MBから512MBに変更したりバックアップオプションを追加したりした場合には、このディポジットから毎月差し引かれていく額が増額される。

ディストリビューションは、Ubuntu Dapper, Gutsy, Debian Etch, Gentoo 2007.0, CentOS 5.0, Fedora Core 6から選べる。i386ではなくx86_64アーキテクチャなので、Ubuntuみたいな満艦飾タイプのディストリビューションでは正常に動作しないパッケージがたまに混じっている。aptやyum頼みの人は要注意。

私はいつも使っているGutsyにした。標準でインストールされているのは、ubuntu-minimal以上ubuntu-standard未満。timezoneがUTCになっているので、

# dpkg-reconfigure tzdata

してtimezoneをAsia/Tokyoにしたり、localeが設定されていないので、

# locale-gen en_US.UTF-8 && update-locale LANG=en_US.UTF-8

してen_US.UTF-8にしたりしさえすれば、あとはもう普通のUbuntuサーバとして設定して行くことができる。メモリが限られているので、mod_pythonを動かすのにmpm_preforkじゃなくてmpm_workerにするとか、mpm_workerなのでPHP5はmodule版じゃなくてfcgiで動かすとか、メモリが少な目のところに詰め込む功夫は別途必要だけど。

Oct 23, 2007

Gutsy Gibbonで一部ホットキーが機能しない問題を何とかする

Ubuntu 7.10 (Gutsy Gibbon)がリリースされて喜び勇んでアップデートしてしまったのだが、ThinkPadなど一部のノートPCではFn+F7を使ったディスプレイ切り替えや無線LAN切り替えができないという問題がある。これではプレゼンテーションや飛行機内での使用に差し支える。

ググるといっぱいヒットする。

Gutsy Fn+F7 - Google 検索

よくよく調べるとThinkPad以外でも同様の現象があり、まだ修正方法は見つかっていないようだ。現象を端的に言うのは結構難しい。

まず、acpi_listenコマンドを使ってFn+F5、Fn+F7を押下してもibm/hotkey HKEYイベントが観測できる場合とそうでない場合がある。イベントが検出できない場合には、acpid経由で/etc/acpi以下のスクリプトも実行されない、だから切り替えられない。

もう少し調べてみる。/proc/acpi/ibm/hotkeyをcatとしてみると、

$ cat /proc/acpi/ibm/hotkey
status:         enabled
mask:           0xffff7f
commands:       enable, disable, reset, 

とか表示されるが、このmask値が0xffffffならFn+F5やFn+F7を拾えるのだが、このmask値が0xffffff以外に設定されてしまう場合があるようだ。

ではそのmask値は誰が設定しているかというと、/etc/init.d/hotkey-setupで設定している。このスクリプトの中では、/etc/X11/xorg.confの中から正規表現を使ってディスプレイドライバ名を切り出しているのだが、不完全である。例えば、「Driver "ati"」が2回現れる/etc/X11/xorg.confに対して「ati ati」という文字列をディスプレイドライバ名として認識してしまい、そんなドライバは存在しないので、Fn+F7を拾えないようなmask値を/proc/acpi/ibm/hotkeyに設定してしまう。

したがって、/etc/X11/xorg.confをしかるべく書き直すか、/etc/init.d/hotkey-setupを書き直す必要がある。

もう一つは、/etc/acpi/events/ibm-videobtnを見れば分かるとおり、acpidがイベントを拾えたとしても/bin/trueしか実行されないようになっていることである。/bin/trueの代わりに切り替え用のスクリプトを実行する必要がある。

で、確かFeistyでも/bin/trueになっていた。どうやって切り替えを実現していたのかは分からないけど。

そのうちアップデートが出るだろうが、とりあえずの対策を考えてみた。

無線LANの切り替え (Fn+F5)

/etc/acpi/events/ibm-wirelessを見るとFn+F5を押したときには、/etc/acpi/ibm-wireless.shが実行されることが分かる。このスクリプトを使ってトグルでオン・オフできる。

sudo /etc/acpi/ibm-wireless.sh

ディスプレイの切り替え (Fn+F7)

前準備として/etc/X11/xorg.confを適当に設定しておく。例えば以下の操作を行っておく。

  1. VGA/DVIケーブルを繋がない状態でマシンを起動し、gdmからログインする。
  2. VGA/DVIケーブルを繋ぐ。繋ぐディスプレイはそこそこ解像度があれば何でもいい。
  3. GNOMEのメニューから「システム>システム管理>モニタとグラフィックスカード」を起動する。
  4. 「ディスプレイ2」を選択し、「Plug 'n' Play」「1280x1024」「60Hz」あたりを選び、「無効にする」状態のまま「OK」する。
  5. 「All users must log off for ...」というメッセージが出るので、VGAケーブルを抜いてから、「システム>終了」からログアウトし、再度ログインする。

Fn+F5の場合と同様に/etc/acpi/events/ibm-videobtnを見ると/bin/trueを実行することが分かる。要はプレースホルダとして用意されているだけで、仮にacpidがFn+F7押下を検出したとしても実際にはディスプレイ切り替えは行われない設定になっている。

ではどうするかというと、/proc/acpi/ibm/videoを叩く方法と、xrandrコマンドを使う方法がある。ここでは後者を紹介する。

次に下のスクリプトをダウンロードして、chmod +xする。

gutsy-display-switcher.sh.txt

必要に応じて接続するディスプレイの解像度をEXT_RESOLUTIONに設定しておく。デフォルトでSXGAに設定してある。大抵の液晶モニタ・プロジェクタは対応しているだろうから変更は必要ないと思われる。あとはスクリプトを使っていつでも切り替えられる。

内蔵のLCDのみで表示する場合:

$ ./gutsy-display-switcher.sh 0

内蔵のLCDと外部ディスプレイで表示する場合:

$ ./gutsy-display-switcher.sh 1

外部ディスプレイのみで表示する場合:

$ ./gutsy-display-switcher.sh 2

こんな感じ。

Jul 23, 2007

Ubuntuの設定メモは Wikiに分離しました

Ogawa::Buzz: Ubuntu 7.04日本語ローカライズ版の設定メモ (Emacs, TeX)
とか
Ogawa::Buzz: Ubuntu 7.04日本語ローカライズ版の設定メモ (USBハードディスク)
とかいう具合に一個一個エントリーを書くのは鬱陶しいのでTrac Wikiにまとめて書くことにしました。

UbuntuHowTo - ogawa - Google Code

私が微妙に嵌まったネタで、かつ解決したものしか載せないのでFAQとしては使えないと思いますけどね。

Jul 21, 2007

Ubuntu 7.04日本語ローカライズ版の設定メモ (USBハードディスク)

Ogawa::Buzz: Ubuntu 7.04日本語ローカライズ版の設定メモ (Emacs, TeX)の続き。

USBハードディスクをアンマウントできるようにする設定

USBハードディスクをUbuntu 7.04にアタッチすると自動的にマウントしてくれるのはいいのだが、アンマウントできない。デスクトップのハードディスクアイコンを右クリックして「イジェクト」すると、アンマウントされた後、再マウントされてしまう。CD-ROMドライブなどを前提とした振る舞いに見える。

/etc/hal/fdi/policy/preferences.fdiに以下の設定を加えて再起動すれば、以降は「イジェクト」の代わりに「アンマウント」できるようになる。

  <!-- 
    override /usr/share/hal/fdi/policy/10osvendor/10-storage-policy.fdi to be able to unmount
    USB harddrives.
  -->
  <device>
    <match key="info.category" string="storage">
      <match key="storage.bus" string="usb">
        <merge key="storage.requires_eject" type="bool">false</merge>
      </match>
      <match key="storage.bus" string="ieee1394">
        <merge key="storage.requires_eject" type="bool">false</merge>
      </match>
    </match>
  </device>

ちなみに/usr/share/hal/fdi/policy/10osvendor/10-storage-policy.fdiを削除してしまうことでも同等の効果がある。だが、/usr以下は変更せずに/etc以下の設定ファイルを使ってマシンローカルな設定を行うのが鉄則。

NTFSでフォーマットされたUSBハードディスクを読み書き可能にする

ntfs-3gを使えばよい。

$ sudo apt-get install ntfs-3g

Jul 14, 2007

Ubuntu 7.04日本語ローカライズ版の設定メモ (Emacs, TeX)

「日本語版セットアップ・ヘルパ」とか使うと裏で何が起きているのか分からなくなって右往左往してしまうold-fashionedな私がUbuntu 7.04日本語版の設定メモを書くよ。とりあえず今回はEmacsとTeX関係の設定だけ。

Emacsの設定

$ sudo apt-get install emacs-env-ja
$ cp /usr/share/doc/emacs-env-ja/dot.emacs.example ~/.emacs

.emacsは必要に応じて編集する。いつも通りでUbuntuだからと言って特記するようなことは何もない。

TeXの設定

UbuntuのTeX関係の情報はubuntu ptex - Google 検索で山ほど見つかる。こういう時、だいたい本来の「情報源」はそんなに多くはないはずなのだが、時間が経つに連れて情報が過度に集積されたり、情報が多い文献からの子引き・孫引きが増えたりする。これは知識の集積としては必ずしも有用とは言い難い。ものすごい数のパッケージをインストールすることを勧められ、よく分からないのでその通りにし、その結果として何が得られたのかさっぱり分からないということになりがちである。

初心に立ち返ってこう考えるべきである。「TeXを使って普通に文章を書いたりする分には、ptex/platex, jbibtex, xdvi, dvipsさえ使えればよい。それ以外のものは必要になったときに初めてインストールすればよい。」と。

であれば、これだけインストールすればよい。

$ sudo apt-get install ptex-bin jbibtex-bin xdvik-ja dvipsk-ja

Ghostscriptの設定

Ubuntu 7.04では、gs-espがデフォルトでインストールされているが、日本語がうまく表示できない。ちゃんと表示できるようにするには、まずいくつかのパッケージをインストールする。

$ sudo apt-get install gs-cjk-resource cmap-adobe-{japan1,japan2,cns1,gb1}

上を実行すると「/usr/bin/mkcfmがない」と怒られるはずだが無視していい。どうしても気になるなら前もって、

$ sudo ln -s /bin/true /usr/bin/mkcfm

とかしておけばよい。ちなみにmkcfm - Google 検索では、mkcfmがnon-freeであり、CentOSからコピって解決したよというページが山ほど出てくる。non-freeだと知ってやるならライセンス違反であるとの謗りを免れない。スピード違反をブログで喧伝するようなものだ。

次に、

$ sudo dpkg-reconfigure cmap-adobe-japan1

を実行して「随意」のところをチェックして「了解」しておく必要がある(どういう翻訳なんだろう)。

ともあれ、ちゃんと設定できていればgs-espでもevinceでも正しく表示されるはずである(evinceは内部的にgs-espを呼び出しているだけ)。

$ gs -sDEVICE=x11 hoge.ps
$ evince hoge.ps

evinceがあるので正直言って不要なのだが、どうしても必要ならgnome-gvとかも入れておく。

$ sudo apt-get install gnome-gv gv

ちなみにgnome-gvだけでもインストールできてしまう。gnome-gvはgvなしでは動かないからdependencyの定義がおかしい。

日本語を含むPDFを表示できるようにするための設定

日本語を含むPDFを閲覧できるようにするには、evinceを使う方法とAcrobat Readerを使う方法の2つがある。

前者は、

$ sudo apt-get install xpdf-japanese

後者は、

$ sudo apt-get install adobereader-jpn

とすればOK。前者の方が高速でメモリフットプリントもかなり小さい。ただし、微妙にフォントのメトリック情報がおかしい。

xdvi、ghostscriptでIPAモナーフォントを使うための設定

ubuntu ptex - Google 検索などを見ていると、/usr/share/fonts/truetype/kochiのシンボリックリンクを張り替えたりする泥縄的な解法が主流のようだが、そんな必要はない。Ubuntu(Debian)にはdefomaというスタティックにフォントのリンケージを管理する仕組みがあるので、それを使って東風フォントではなくIPAモナーフォントを選択するようにすればいいだけのことである。

まず、/etc/defoma/hints/ipamonafont.hintsをエディタなどを使って以下のように編集する。

category truetype
begin /usr/share/fonts/truetype/ipamona/ipag-mona.ttf
  Family = IPAMonaGothic
  (snip)
  Priority = 60
  Alias = GothicBBB-Medium
  (snip)
end
category truetype
begin /usr/share/fonts/truetype/ipamona/ipam-mona.ttf
  Family = IPAMonaMincho
  (snip)
  Priority = 60
  Alias = Ryumin-Light
  (snip)
end

要はipag-mona.ttfおよびipam-mona.ttfのPriorityの値を60にし(東風フォントのPriorityが50なのでそれより大きく設定する)、Aliasを加える。この設定を反映するためにさらに以下のコマンドを実行する。

$ sudo defoma-font reregister-all ipamonafont.hints
$ sudo update-vfontmap

あとはxdvi、evinceコマンドで動作確認する。今日はここまで。