May 1, 2012

普通の研究者に戻ります

5月1日になったのでご報告です。4月末で親会社への出向が終了しました。

この一年間、研究開発の仕事を離れて、経済産業省の研究・開発プロジェクトの企画、プロジェクトの精査・評価などなどの業務を行ってきました。充実した日々を送れたと思います。

基本的にほとんど独立独歩で行動することが期待されている研究者の立場からすると、仕事のやり方で一番ギャップを感じたのは、組織として事にあたるということでした。特に、さまざまな企画・提案をするけれども結局はディシジョンメーカーではないということ、でした。こうしたことは一定規模以上の組織では(研究組織であっても)当然のことではあります。が、役所の場合にはそれ自体実施主体たり得ない組織であることもあって、単に提案するだけでは駄目で、本当に色々な人の話を聞き、色々な人を説得しないと前に進みようがないのです。こうしたプロセスを通して、分野問わず非常に多くの方と知り合えたこと、知識を得られたことは本当に新鮮な体験でした。フラストレーションの溜まるシチュエーションも何度かあったのですが、それらも今となっては貴重な経験だったと思っています。

ただ、もう少しうまく立ち回れたんじゃないかという後悔はもちろんあります。後悔するようなことがあったとしても一年こっきりのチャレンジではリベンジの機会もないわけで、充足感の一方でそうした後悔の念も大きいなあというのが実感です。でも大丈夫、3日もすれば忘れるでしょう。それに、後悔を引き摺りながらも概ね二年おきに職場を変わるプロ役人の方たちよりはだいぶ気が楽なはずです。

さて、本日より私は普通の研究者に戻るわけですが、始めておきながらまだ始まってもいない案件、来年絶対に始めさせたい案件もあり、後転しながら銃を撃つことも求められそうな様子。念のため、6日までは完全にお休みです。

「IT農業フォーラム-ITで創る、新たな高収益アグリビジネス-」を開催します(METI/経済産業省)もよろしくね!!

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