Jan 23, 2011

MS MoneyデータをJumsoft MoneyやiComptaに移行する

Ogawa::Buzz: MS Moneyの後継を決める!!の続き。

この記事では、MS MoneyデータをJumsoft MoneyやiComptaに移行する方法について述べる。

まず最初にUltrasoft MoneyLinkを用いてMS MoneyのデータをCSV形式にコンバートする。MoneyLinkはExcelのアドオンツールで、下記にインストール方法などの説明がある。

Microsoft Money │ Ultrasoft MoneyLink について

MoneyLinkをインストールしたら、Excelのメニューから「データ」→「Moneyデータを取り出す」を選択してアドオンを起動する。インポートするデータは「すべての資産の取引」のみ。

Excelシートに読み込んだらCSV(カンマ区切り)形式で保存しておく。

さて、生成されたCSVファイルはCP932でエンコードされており、またアカウントごとに分割されていないので、そのままではJumsoft MoneyやiComptaで読み込めない。そのため簡単な変換ツールが必要になる。どのような方法で実現しても構わないが以下のスクリプトを使うのも一つのやり方。

gist: 751338 - GitHub

以下のように実行する。

$ ./msmoney2jsmoney.py moneylink.csv

すると、/tmp にアカウントごとのCSVファイルが作られる。文字コードもUTF-8に変換されている。各CSVファイルは以下のようなフォーマットでレコードが格納されている。

Date,Payee,Category,Amount,Memo,Account
2001/11/16,郵便局,通信費:葉書や切手,-800,40円切手×20,現金
2001/11/17,TSUTAYA,教養娯楽費:書籍や雑誌,-700,,現金
...

次にこのCSVファイルを一個ずつJumsoft MoneyやiComptaから読み込む。どちらもimporterがよくできているので特に困ることはないはず。

Jumsoft Moneyのimporterでは、入力データの各カラムを、Number, Date, Payee, Category, Withdrawal, Deposit, Commentsのいずれかにマッピングすることができる。AmountカラムをDeposit、MemoカラムをCommentsとしてマッピングすると都合がよい。


Date Formatをyyyy/mm/ddに設定する。


カラムのマッピングに注意。

iComptaのimporterでは、入力データの各カラムを、Name, Date, Frequency, Ending date, Amount, Amount sign, Credit, Debit, Kind, Info, Type, Status, Reconciled data, Commentのいずれかにマッピングすることができる。Jumsoftに比べて項目が多いので分かりにくいが、PayeeカラムをNameに、CategoryカラムをTypeに、MemoカラムをCommentとしてマッピングすると都合がよい。


EncodingをUTF-8、Date formatをyyyy/MM/ddに設定。


カラムのマッピングに注意。

必要なアカウント分だけインポートを繰り返せば移行は完了である。

MS Moneyの後継を決める

Ogawa::Buzz: そろそろMS Moneyをどうにかしたい!!の続き。

結論から言えば、昨年末に移行作業を行って3週間ほどJumsoft Moneyを使っている。

まず最初に行ったのは、複数のMac用ファイナンスソフトウェアのエバリュエーション。以下の3つのソフトウェアをインストールし、人工的なファイナンスデータをCSVで作り、それを読み込ませて使い物になるかどうか確認した。

Squirrelは、3つのソフトの中ではインタフェースが一番よくできている。日本語化もちゃんとしている。だが、アセットデータを取り扱えない。家計簿を付けるだけならこと足りるが、株式や投資信託などを管理したい場合には役に立たない。また、データをQIFでエクスポートする際にカテゴリー情報をドロップしてしまうバグがあり、Squirrelで記録し続けてきたトランザクションデータを他のツールに移行する際に支障がある。私の試したバージョンでたまたまそういうバグがあっただけなのかもしれない。

Jumsoft Moneyは、Squirrelと違ってアセットが取り扱える。日本語化はされているが率直に言って邪魔になるくらいの出来。例えば、株式購入の際に「株数」を英語で「Shares」と言うが、日本語プロファイルではなぜか「配当」という訳が当ててあるという具合。まったく意味が分からない。日本語プロファイルを無効にして英語プロファイルで使うなら違和感はない。日本語プロファイルを無効にするには、/Applications/Money.app/Contents/Resources/Japanese.lproj を削除するか、適当な名前に変更すればよい。レポート機能がSquirrelに比べても貧弱だが、Squirrelのレポート機能もごく限定的なものに留まるので五十歩百歩とも言える。必要なレポート機能はExcelなど外部アプリを使って実現することにすれば問題にならない。

iBankは、Version 4だけの問題かもしれないがインポート機能が腐っている。CSVデータの日付フォーマットの処理に致命的なバグがあるとしか言いようがない。インポートできないので実際に動作確認できない。Jumsoft Moneyに一旦CSVを読み込んでQIFでエクスポートしたものをiBankで読み込んでもよいが、そこまでやる義理はない。

各アプリとも専用のiOSアプリがあり、Mac上のデータとの同期機能を提供している。現状どのiOSアプリも無線LAN経由で同一ネットワークにあるMacとiOSデバイスを同期する機能しか提供していない。このような条件下でMacとiPhoneを使わない私にとってはまったく実用性がない。

この3つの中では、私にとってJumsoft Moneyが唯一の選択肢となった。次回は本当にJumsoft Moneyに移行する方法について書く。

追記: 移行した後で気が付くのも間が悪いが、iComptaというソフトもあってこれがよくできている。アセットなどが取り扱えないのはSquirrelと共通なのだが、レポート機能がよくできている。Jumsoftが出力するQIFも問題なく読み込めるのでそのうち移行するかもしれない。

Jan 12, 2011

iPhone 3GSでTaiwan Mobileのprepaid SIMを使ってみた

連休と有休(とマイレージ)を有効活用して台湾に出かけていた。その際、台湾モバイルのプリペイドSIMをiPhone 3GSで使ってみたので、そのメモを残しておく。

桃園国際空港に着いたのが夜の10時過ぎだったので、T2の台灣大哥大のショップはクローズしていた。しょうがないねってことで、翌日になってホテルの近所のショップ(民權東直營服務中心という直営店舗、行天宮の近所)に行った。結論から言えばあっさり英語が通じるのでまったく苦労しなかった。

3GのプリペイドSIMカードが欲しいんだけどある?って聞くと、345NTDのSIMカード(同額のクレジットがチャージされている)を5枚くらい出してきて番号を選んでねって言われる。適当に選んで、後はパスポートと日本の住所の書いてある身分証明書(運転免許証)を提示。台湾での電話番号を聞かれたので、ホテル名を言ってぐぐってもらって入力してもらった。後は商用かどうか聞かれるくらい。SIMカードを挿し換えて開通するまでしばし待つ。ちなみに私のiPhoneは3GSソフトバンク版で、4.1JB済み、ultrasn0wでアンロック済み。

とりあえず使えるようになったのでホテルに戻り、確かGPRS 3日間使い放題で250NTDのプランがあるんだよなーと思ったが、申し込み用の電話番号が分からない。面倒なのでもう一度ショップに行って手続きしてもらった。電卓叩いて残りチャージ額が95NTDになるけどいいか?って聞かれたけど問題ないって答えておいた。手続きは一瞬で終わるが、実際にアクティブになるのには10分以上かかる。その間データ通信が使えなくなるので少々焦るが、落ち着いて電源を入れ直すなどして待てばよい。私の環境ではAPNを手動設定する必要はなかった。利用可能になったら「歡迎使用[行動上網計日型服務]」というMMSが届く。

あとは使い放題。アジアシティは歩いてなんぼの世界なのでiPhoneの地図が非常に役に立つ。ちょっと感心したのは、新しく開通した新荘線を含め走行中MRTからでも携帯電話が使えること。

このSIMカードは最初にアクティベートしてから6ヶ月有効らしい。で、Top-upすればその日から6ヶ月有効期限が延びる。つまり、半年に一度以上台湾に訪問しない限りいずれexpireする。これは無理筋。Hong Kong Threeのprepaid SIMでは、アクティベートした時点でElectric Top-upのアカウントが自動発行されるが、Taiwan Mobileのでは、実店鋪で手続きして発行してもらうシステムになっている。

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