May 23, 2009

The Dark Knight

三軒茶屋シネマで今日から上映されていたので、700円払って観てきた。

この映画の肝は、Jokerの手練手管でHarvey DentがTwo-Faceに変貌することだけである。コインのメタファーはごく効果的だし、病室のシーンも特殊メイクのおかげもあって秀逸であると言っていい。最近のハリウッドのアクション映画の中では高評価されるのも頷ける。

しかしそれにしても長い。病室のシーンに至るまでの道のりのなんと長いことか。特に香港ユニットは完全な蛇足(最近のハリウッド映画にはこういうプロモーションを兼ねた撮影ツアーが付き物になっていて、もうプロダクションシステムの一部になってしまっているんだろう)。それに引き換え、Two-Face以降のエピソードのなんと少ないことか。

それでいながらHarvey Dent/Two-Faceをちゃんと描けていてるとは到底言えない。市長を狙ったジャンキーを尋問するところに至って、ようやくDentが狂気じみた正義漢であることが判明する。遅すぎるよ。Two-Faceのエピソードは逆恨み関係だけ。二者択一をせまるモンスターではなく小悪党でしかないあたりがカタルシスの弱さにも繋がっている。Dentに割り当てられたエピソードの数自体は多いのだから、これはもうエピソードの選択が基本的に間違っているとしか思えない。

ヒロインがアレなせいでサービスが足りない。お色気バカ女が必要。他の登場人物が賢く見えるという利点もあるし、始末に困っても札束やチャイニーズマフィアと一緒に燃やせばいい。全然後腐れない。

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