Dec 5, 2008

レジの早打ちおばさんがどうのこうのという話だけど。

ぶっちゃけレジ打ちなんて速くても遅くても大差ない。速い人でも平均値の2倍くらいの範囲に収まるのではないか。その程度なら平均程度のレジ打ちで置き換え可能であって、会社としては規定以上の給料を払ってまで早打ちおばさんを雇う意味はない場合も多い。平均的なレジ打ちのスループットより速くキューが伸びるような局面でしか早打ちおばさんの意味はないし、キューの伸縮に100%最適化されたような雇用を実現することも不可能なのでたいていの場合余剰の人員で処理能力を補えてしまう。

「えーでも技能が高い人に低い人より高い給料をあげてほしいんだけど!」とあなたが思うのは自由だし、悪くないセンチメントだとも言える。実際、速く打てるように習熟するための動機付けになることを期待して、会社が早打ちおばさんに高い給料を与えることは「あり得る」。だが、それ(早打ち芸)を会社が必要としていないなら「前提が成立していない」のだから賃上げは望み薄だ。

それでもあなたの心の安寧がそんなに大事なら、次にスーパーに行ったときに早打ちおばさんの前に紙コップを置いてくるといい。いいパフォーマンスを見せてくれたらダイムかクォーター硬貨を入れる。

早打ちおばさんのインカムが増えて多分あなたの狙いどおりの効果が得られるに違いない。最初のうちは。だが、そのうちチップを与えないと早打ちしない凡庸なおばさんか、ローラースケートを履いてレジ打ちするおばさんになってしまったとしても驚いてはいけない。どちらもインカムに最適化された、あなたの期待どおりの早打ちおばさんの姿なのだから。

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