May 12, 2008

パンダにそろそろ一言言っとくか

FUKUDAを抜きにして考えると、パンダのレンタル料年間一億って高いですか?

動物園は基本的に公的資金を元に運営されるのですから(通常動物園の収支は経営努力にも関わらず真っ赤なものです)、それが運営費や他の動物のレンタル・購入費に充てられるのもパンダのレンタル料に充てられるのも実質変わりないですよね。一億が高いかどうかは、パンダと同じくらいレアということになっているオカピのレンタル料や運営コストと比較してみないと何とも言えないところです。ちなみに天王寺ではコアラ用にユーカリを栽培するだけでも一億なんて余裕で越えるそうですよ。

また個人的には、仮に年間一億がオカピやその他の希少動物に比べて法外だったとしても、パンダが象徴的な動物なのは紛れもない事実で、「日中友好(という絵に描いた餅かもしれない何か)」に試しに払っておく額としては別に高くも安くもないと思います。

パンダが日中友好を象徴する動物であることを否定する人もいるでしょう。パンダを上野で観てわざわざ日中友好を意識する家族連れはいなかったではないか、と。

しかし、それは「パンダの(政治的)象徴性」を否定するものではありません。そうではありません。上野のパンダが普遍的なものとなり引越し屋のキャラクタにすら使われるようになった今日においては、「上野にパンダがいないこと」が容易に「日中不和の象徴」になり得るということが、パンダが果たしている政治的役割なのです。

両国関係の悪化をあらかじめ確認することが外交を進める上で得策だとはとても思えません。無償レンタルでも良かったとは思いますが。100億とかふっかけてきたのならともかく条件交渉するような額でもないですしね。

FUKUDAを抜きにすれば、パンダのレンタル料年間一億くらい払っても惜しくないですよね。

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