Nov 23, 2007

OpenSocialって? (続)

Ogawa::Buzz: OpenSocialって?というエントリーを書いたけれども、

People Data API Reference Guide - OpenSocial - Google Code

などでFeed URLに個々のサイトのドメインが指定されているところを見ると、Googleがプロトコルアダプタになってくれるのではなくて、パートナー(SNSサイト)が各自でエントリーポイントURLを提供するみたいね。つまり、パートナーはGoogleからGData APIサーバの実装自体を供与され、自分の責任でSPIを実装した上で動作させることになる。

前者の方式は、GData APIの仕様をGoogleが独自にアップデートできるというメリットがあるのだけれど、プライバシーの問題や負荷がGoogleに集中した場合のサービスの継続性の問題がある。後者の方式はプライバシーの問題はないが、Google側の管理可能性が低くなり、また高負荷時のサービス継続性は各サイトの責任となる。OpenSocialでは、後者を選んだ、と。

ということは、OpenSocial APIの真の意義は、GData APIの実装をパートナーに限定して公開するということだ。パートナーは、GoogleからGData API Serverの実装の供給を受け、それを使って自前のサービスをOpenSocialサービスとして公開できる。したがって、パートナー契約の内容を度外視すれば、原理的には公開するサービスがSNSサービスに限定されるわけでも何でもなく、別に自前のブログサービスをGData API化する目的で使用することもできる。

ちょっと見方を変えてGData API「実装」のオープン化を望む立場からすると、OpenSocialの提唱する「SNSのオープンシステム化・分散SNSの統合化」というお題目は、実は実装の公開をパートナーに限定するという事実に対するexcuseでしかない。そんなお題目を真に受けて同期だの非同期だの議論するなんてチャンチャラおかしい。現状Googleは、GData APIの仕様を自分の支配下に置いておきたいと考えているだろうし、ライセンス販売するとか、GData API Server自体を1Uサーバとして販売するとかといったビジネスモデルの可能性を考えれば、致し方のないことだが。

About Me

My Photo

つくばで働く研究者

Total Pageviews

Amazon

Copyright 2012 Ogawa::Buzz | Powered by Blogger
Design by Web2feel | Blogger Template by NewBloggerThemes.com