Jun 5, 2007

Yahoo! の無線LANスポットの続き

あんまり引っ張るつもりはないのだけど。

続)Yahoo!がおかしいって言うか... : NOBODY:PLACE

konazeさん、なかなか良い点に目をつけていると思う。konazeさんの言い換えになるけど、一番の問題は、Yahoo!のサービスではそれぞれの無線LANアクセスポイントが誰のpropertyであるかが明確にされていないことだろう。

私はマクドナルドのpropertyだと思っている。マクドナルドのpropertyとして使用規定を遵守させる仕組みだけ用意すれば本来合理的に運用できる。だからやれ、というのがOgawa::Buzz: Yahoo! の無線LANスポットの趣旨。

片やそうでないと本当はYahoo!がpropertyの使用に関する一切合財を引き受けなければならない。利用規定を定めるのもどこが厳密に利用可能な場所か定めるのも無線LANだけ使いに来る客がいたら追い出すのもYahoo!の仕事となる。現実的ではないだろう。

現実はどうかと言えば、マクドナルドはpropertyとしての認識がないのに、運用上の支障に関しては店側が対処するっていう状態。乱暴な言い方をすると、現状Yahoo!のサービスってFONみたいなものじゃないかね。誰も責任を持たないproperty(La Fonera)をサブスクリプションしたユーザに使わせているのとあまり違いがないじゃない。

さてと話を変えると、アクセスポイントにログインした際にYahoo!からマクドナルドに100円落ちる仕組みがあったとしよう。この場合、無線LANのみのユーザは珈琲一杯の客と同等の立場のはずだ。だったらマクドナルドは無線LAN客を普通の客と同等に扱うべきかもしれない。「マクドナルドの客」が何によって規定されるべきかというのは、認識が一致しない可能性を残している(空港やホテルの例を挙げたのは、同じ空間を提供するサービス業であっても単なる訪問者すら客とみなす業があるように、店・客ともに多様な認識の仕方があることを言わんがため)。

Yahoo!のサービス単価が安すぎるところを見ると(または件の人物が追い立てをくらったところを見ると)、そういう仕組みはないか、無視し得るほどの売り上げにしかならないか、あるいはちゃんと売り上げはあるのだけど一店員が(または全社的に)それを認識していないか、のいずれか。しかし、そんな仕組みの有無や店側の認識を単なる一ユーザである身のいったい誰が知り得ようか。そう、マクドナルドでの使用規定が何も示されていないのも忘れてはならない。件の人物の困惑、そう困惑の部分に関してだけは、もっともだと思えないか。

前半の話と併せると、つまりはこういうことだ。マクドナルドが無線LANアクセスポイントをpropertyとして認識してそれを業として提供できるのならこんな問題はそもそも最初から起こらなかった、と。マクドナルドはNTTコミュニケーションズと組めばよかったのに、と(嘘)。

まあ結局、私が言いたいのは、安いのには訳があるってことだけどね。あと安物サービスならFONに置き換え可能だって言ってもよいかも。

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