Jun 11, 2007

Movable Type 4ベータテスト

Movable Type 4 beta1が公開されているのは既報のとおりです。

movabletype.org
MT4 Beta Download Movable Type Beta

軽くインストールして使ってみましたが、*impressive*です。2.x当時我々を虜にした「いいもの使ってる」感が戻ってきた感じです。Wordpressなどに比べてインストールや運用に必要な手間・リソースとも依然大きいのですが、こうしたコストと引き換えにしてもなるべく多くの人に体験してもらいたいと思います。念のため、ベータ版は、個人無償ライセンスに準じた利用条件に従う限り、個人が個人サイトにおいて利用することに何ら制限はありません。単に正規版に比べてバグをより多く含んでいる可能性が高いというだけです。正規ライセンス版でもデータが破壊されることはありますし、使用による損害は補償されないのは共通です。

現在のところ、movabletype.org: Known Issuesに掲載されているくらいの問題は発見されています。一行で意味が分かる不具合とそうでない不具合があるので、以前みたいにBTSを公開してほしいところですね。

あとはオープンソースってどうなるのでしょう。オープンソース版を商用利用するSOHO業者がGPLを理解できないせいで発生するであろう混乱が今から目に見えるようです。面白いので私の公開しているプラグインもGPLにしてやろうかな(笑)。

少しネガティブな話をすると、私は最近(というかかなり以前から)ブログソフトウェアを個人的に運用するコストが高まり続けていて、いずれアマチュアユーザの手に負えなくなるだろうと思っています。共用サーバのMySQLでの運用に支障を来たしているという事実もそうですし、スパムに対抗するのに今後はより一層複雑な仕組みとそれを可能にするだけのリソースを必要とするだろうからです。MTAやDNSのように容易にスパミングの対象になるサービスはアウトソース化にそれほど抵抗なく踏み切れるわけで、最終的には自前でブログソフトウェアを動かす人は、同じく自前でBINDを動かす人の数の定数倍程度に留まると予想しています。

一方で、Google BloggerやVoxをはじめとするホスティングサービスは自前でMTなどを動かすのに比べて自由度がなさ過ぎるではないかという指摘は当然あります。でもこれは将来に渡ってそうなのかというとそうでもないのではないかと思っています。あるべき将来像の一つとして、例えばブログのコアサービス自体はシンプルに維持する一方、ブログのデータ構造(他にもGoogle Base、Flickrなどなどもろもろ)をintrospectionするためのJavaScript APIを提供し、Gadgetとして必要に応じて拡張機能を実装する、というものが想定できるでしょう。効率化のためにはサーバーサイドキャッシングと併せて提供することが必須ですけどね。

そういう将来像も頭の片隅に置きつつも、今はMT4の世界を体験してみるのもよいでしょう。

そうそう、TrackBackはもうなかったことにしてはどうか?

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