Apr 28, 2007

セカンドライフってまだやってたのね

FPN-IT技術者は超保守的、セカンドライフへの無関心が持つ意味

これはネタとしてもひどいね。マジレスさしあげると、

  • ITエンジニア(IT系の技術者)はWeb屋さんではないし、ITサービス(?)はインターネットを使ったサービスだけではない。ITと「インターネットに関わる技術」を混同してないか。ぱっと思いついてすぐ実現できることに従事しているエンジニアしかいなかったり、特定の技術だけに依存してしまうエンジニアしかいなかったりしたら、ほとんどの基幹産業は機能不全に陥るだろう。
  • セカンドライフは「異界」であるかもしれないが、そんな「異界」など現実世界やネットに五万とある。そしてほとんどの人はそのほとんどすべてにコミットしない。だから異界なのだ。セカンドライフという異界(実質的に有料のSNSに過ぎない)だけにコミットすべき必然性がない。ついでに言えば、「世界」を模したものしか「世界」と認識できないというのも感受性に乏しい話だよね。例えば、Webだって一つの「世界」であって、その上でのWeb 2.0技術(?)にコミットしている技術者に対して、別の小「世界」にコミットしないのは向上心がないだなんて誰が言えるというのか。
  • IBMはセカンドライフにコミットしているかもしれないが、ディペンドはしていない。ディペンドするなら「セカンドライフを快適に動作させるためのMPU・OS・ブラウザの開発」を全社的に行うことになるがそんなことは起き得ないし、リソースの無駄である。普通に考えてほとんどの大企業は話題になるからコミットしているのであってそれに企業生命をかけるのはバカのすることである。
  • セカンドライフは3Dインタフェースなんてものではない。インタフェースが3Dなのではなく描画が3Dなのである。なぜ3Dで描画しているかというと単に仮想世界を現実世界に模して表現したかったからに過ぎない。四半世紀以上前からあるインタフェースを「新しい」と喧伝するのはおかしい。Amigaの名作ゲーム「ドラッケン」は80年代末だった。懐かしいね。
  • セカンドライフのインタフェースはpoorである。セカンドライフの世界が地球とおなじくらい、あるいは地球より大きかったとしよう。セカンドライフのインタフェースでどうやって世界を探索し、移動するのだろう。それを合理的に解決するのが「真のインタフェースの問題」というものだろう。セカンドライフは特に何も解決していない。
  • 高橋尚子が勝てないのは彼女の年齢による体力の衰えとチーム編成の問題だというのが妥当なところではないか。「スポンサーがついてハングリーじゃないから実力が低下している」というのは、酒場の論理として一応は成立しているようではあるが、高橋に当てはめることできるのはこの命題が全アスリートに当てはまる真理であるに限られる(そうでなければ高橋がたまたまそういうインスタンスであると筆者は主張しているのである、根拠もなく、一方的に)。私はかなり荒唐無稽な話だと思うが、もしその命題を示したければ、「スポンサーが付くとハングリーでなくなる」ということと「ハングリーでなければ実力が下がる」ということの両方を証明しなくてはならない。だが、言うまでもなくどちらも容易に反例が見つかる。

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