Feb 26, 2007

近況

昨年末あたりからずーっと続いていた三度目の就職試験のようなものが先週無事に終わった。ただただ疲れた。今は開放感でいっぱいだ。自分の中でまったく迷いがないというわけではないけれど。

査読を二本片付け、今年度の業績リストを作り、iSCSI周りのプログラムを大慌てで書いた。

VMware Workstation 6.0 Betaをちょっと実験。6.0 Betaはx86_64サポートがよくなったので、VMware Server 1.0.1のモジュールを一部64bit版で置き換えられるんじゃないのと思ったのが運のつき。結構嵌った。結論から言うと、ホストの/usr/binの下のvmnet関係のユーティリティは64bit版で置き換えられる。VMのKernelが2.6.19以降でもvmxnetなどのモジュールが特にパッチなしでコンパイルできるようになる。ただし、x86_64用のvmxnetは未サポート。

インターネットカフェ(マンガ喫茶)というものに行ったことがなかったので、土日に3時間ずつ滞在してみた。システムとか過ごし方とかよく分からなかったので、浦沢直樹の20世紀少年を1巻から15巻まで読んでみた。作者があらかじめ何が記憶違いで何が嘘なのか決めずに近視眼的に物語を始めたせいで、張り巡らせたプロットの一部しか決着しない終わり方になりそうな予感がする。きっと評判はよくないに違いない。それが子供の思考というものだし、子供の作る物語が破綻しているのは自然なことだ。子供の作り出す虚構が現実のものになったときそれに翻弄される人々を描くのが物語のテーマで(あるいはそういう方法で反物語性を獲得するのが「作者」のテーマで)、それ以外に意味はないというのが15巻まで読んだ時点での感想。2000年、2015年の事件が巻き込まれた大人側からは描かれているが、当事者側からは描かれないために詳細がちっとも分からないのは、当事者(=1970年の子供たち)が詳細を想像し得なかったせいであって作者の描写には必然性がある。既存のドラマツルギーに固執したり、物語に没入したりするタイプの読み手の受けが悪いのは仕方ないが、漂流教室みたいなカルト作品になるだろう。

そして日曜日、また一つ歳をとった。

今週はVMFair 2007第5回SPAスプリングワークショップに行く予定。

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