Sep 5, 2005

記録的短時間大雨(©NHK)

台風14号の前哨戦(昨日=日曜日)で、世田谷区でも海抜10メートルを超えないエリアにある私のマンション付近も大ピンチ。

なにやら杉並区や中野区で千川や野川が溢れているよ~ん、気をつけた方がいいわよ~ん、という広報車の放送を聞いて、やばいかなーと思って駐車場の防潮堤を立てに行ったわけです。確かに雨足強いわな強過ぎだわなと思い、とりあえず一人で防潮堤を立て始めるや否や、来ました来ました、みるみる水嵩が増えてきましたですよ、道路が冠水ですよ、まずいですよ、というかぐゎ重過ぎて一人では立てられんのですよ。と地団駄を踏んでいるとほどなくマンションの他の住民の皆様も駆けつけてくれ、数人がかりで無事設置できました、すでに水が溜まり始めていたのでかなり力任せで。水圧とは馬鹿にならんものです。冠水したのはほんの一時ですぐに水位は通常に戻りました。

さてこのようにうちのマンションの前の道路は年に一二度冠水します。そしていずれも一瞬で水位が元に戻ります。このパターンはある種の問題を示唆しているようにも思えます。それは水嵩にその時点の雨量と関わりなくピークがあり、かつそのピークが排水溝の許容量を越えるという問題です。そもそもピークがあるのは、一定量の降雨が続く場合、各水路の水位は単調に増加し得るけれども、それを低減せしめる機構(河川や下水が増水すると通常取水側の水門を閉じたり、放水側・貯水池の水門を開けたり)が当然存在することを意味します。したがって問題は、その機構の効果が波及して実際に水位を下げ始めるまでの時間にあるマンションの前の排水溝の水位が許容量を超えてしまうことなのだと言い換えられます。

ということは、しかし、仮に貯水余地を増すようなインフラの整備を行ったとしても(例: KUBOTA GLOBAL INDEX/NATURAL DISASTERS/新しい治水コンセプトとしての「環七線地下河川」構想-1)、その貯水池までの総延長が短くなるエリアはハッピーになるけれども、そうならないエリアあるいはそうなり得ない下流域ではやはり同じように冠水し得るのでは?いや確かに地下貯水池があれば下流域に流れ込む水量は減りますが、それが冠水を防ぐのに十分かどうか見積もれるのかしら?んー?

…とか思いながら通勤する月曜日でした。微妙に足腰が筋肉痛です。

About Me

My Photo

つくばで働く研究者

Total Pageviews

Amazon

Copyright 2012 Ogawa::Buzz | Powered by Blogger
Design by Web2feel | Blogger Template by NewBloggerThemes.com