Jan 26, 2004

いまさらポータブルCDプレイヤーを買ってみるの巻

ソニー、1GB記録が可能なMD新規格「Hi-MD」

これによると、Hi-MDの1GBとATRAC3plusの48kbpsの組み合わせだとまあ45時間分の録音・再生が可能である。が、普通のCD-Rで700MBとWMA 64kbpsの組み合わせでもそれとcomparableな24時間の録音・再生が可能である。サンヨーの倍密度記録技術HD-BURN(↓)を使えばHi-MD以上の録音・再生時間が実現できることになる。

市販のCD-Rメディアに2倍の容量を記録できる高密度記録技術「 HD-BURN 」の開発

このようにHi-MDの意義は最初からかなり怪しい。

ちなみに転送速度に関しては、CD-Rだと最近は52倍速で書き込める装置があるのに対して、NetMD Walkmanだと64倍速、もちろんNetMD対応のSony VAIOが必要である。つまり全書き込みにCD-Rだと3分弱、1GB Hi-MDだと8~10分(ちょっと計算は怪しいか?)かかる計算になる。まあ許せる時間だと言える。転送速度を高めるためにはそれだけの高速な中間ストレージ(平たく言えばPC)の利用が前提になり、単体のCD/MDコンポあるいはそれに類する装置によるDirect Writingでは(ソースメディアの読み込み時間がdominantだから)不可能なのは言うまでもない。

と、ここまできて、ポータブルCDプレイヤー(今時の真っ当な製品にはほとんどMP3/WMAの再生機能が付いている)は結構いいじゃんと最近思い始めたわけである。

まず、CD-DAという規格にもCD-Rという媒体にもまだ寿命がある。ほとんど唯一の敵はCCCD(Copy Control CD)くらいのもので少なくとも当面問題にはならないし、CD-Rの供給が抑制されるほどにCopy Controlが浸透するには気の遠くなるほどの時間がかかりそうである。また当然のことであるが、出先でCDを買っても他の媒体を用いるプレイヤーで聴くにはそれなりの手順が必要だがCDプレイヤーなら何も考えずに済む。

次にHDDプレイヤー、シリコンプレイヤーに比べてかなり消費電力量が小さい。例えばiPodは8時間しか連続駆動できないし、gigabeat G20でも11時間しかもたない。シリコンだと機種によっては30時間くらい持つ(補助乾電池でその2,3倍くらいまではいけそうだ)が、ポータブルCDプレイヤーなら70時間強、乾電池を補助に使えば優に一週間以上連続駆動できる。

いいじゃん、いいじゃんと自分を焚き付け、ヨドバシのポイントを使って↓を買ってみた。

Panasonic商品カタログ ポータブルCDプレーヤー SL-CT810:商品概要

HighMAT規格に対応した世界初のポータブルCDプレイヤー、ひょっとしていまだに唯一のHighMAT規格ポータブルCDプレイヤーかもしれない。そのあたりの機能にちょっと期待している。HighMAT規格について詳しくは↓。平たく言うと、Windows Media PlayerのJukebox機能を利用してシームレスにWMA/MP3 CD-Rを作ることができるということである。

What's HighMAT | Panasonic

2004-03-15追記:
1/26に買ってフル充電してから約50日を経過した本日、ようやくポータブルCDプレイヤーSL-CT810のバッテリを使い切った。「バカ」が付くほどよく持った。バッテリで駆動するあらゆる装置は当然こうあるべきという「見本」のような製品だった。

Jan 11, 2004

宮ノ下 富士屋ホテル

金曜日に思い立って日・月と箱根宮ノ下の富士屋ホテルに泊まってみました。国道138号線と1号線のぶつかるところにある、まあ箱根に行ったことがある人で知らない人はまずいないと思われる、文化財級のクラシックホテル(日光の金谷ホテルや軽井沢の万平ホテルや東京駅の東京ステーションホテルなどなどに並ぶ)です。

このホテル、案外安く泊まれることは意外に知られていません(知りませんでした)。2004年3月末までの限定ですが、Basic Planというプランで、1室2名朝食のみの場合、平日・休日で一人1万、土曜・祝前日で1.4万とまあ普通のビジネスホテル並みの料金で泊まれます。しかも同じプランを旅の窓口で予約(旅の窓口:宿泊プラン予約)した場合、月曜日が祝日(成人の日)なら日曜は祝前日のはずですが、なぜか休日扱いで予約できてしまいます。これは「旅の窓口」のシステムの問題(富士屋ホテルのページから予約すると祝前日扱い)のような気もしますが…。

なんせ古いホテルです。趣は(悪趣味という意味でも)ありますし、話の種に泊まるには最高のホテルだというのが率直な感想です。


Fujiya Hotel
外観は和式と洋式の折衷様式です。建築様式そのものはコロニアル様式だと思われます。


Fujiya Hotel decor
これも有名なメインダイニングに使われている意匠の一部です。他に十二支やスポーツをシンボライズした意匠もあり、何がやりたいのだか判然としません。


Fujiya Hotel - Room
建物の古さを如実に感じさせる部屋の内鍵部分です。よくトイレなどに使われているボタンを押して施錠するタイプ。外鍵は開錠する機能しかありませんから、オートロックでもないのに「Lock oneself out」状態にできます。


Fujiya Hotel - Room
部屋風呂のカランからは温泉が出ます(宮ノ下温泉ですから)。シャワーからは水道水が出ます。共同浴場が別にありますが広くはありません。


Goura Kadan Restaurant
食事は宮ノ下から箱根登山鉄道で三駅先の強羅にある強羅花壇で懐石料理。この強羅花壇も旧閑院宮別邸でまた古い建物です。強羅花壇に宿泊することもできますが、こっちは富士屋ホテルと違って全室檜風呂か露天風呂が付いているようなところなので、1室2名で一人5万円~。

Jan 8, 2004

BSE騒ぎ

吉野家はカレー丼(400円)が新メニューに加わったわけだが、同じ吉野家系列のPOT&POT(なぜか東京と千葉で12店舗しかチェーン展開していない)だとカレーライスが390円。小カレーにスープ、サラダが付いてくるモーニングセットだと380円。なのにカレー丼に400円払う人はいまい。

松屋には最初からカレーがメニューにあり、そこそこうまい、というか「ある意味で」うまい。牛丼ほど人々の劣情を刺激しないが、そこそこうまいカレー290円で出せるということが重要である。前回のBSE騒ぎで松屋がカレーを牛肉から鶏肉に切り替えた際、我が家的にはむしろ好評だったことも記憶に新しい。しかも、カレーにも味噌汁が付いてくる、飲むタイミングが難しいが。

ところでBSE問題をまじめに考えると、カレー丼に豚肉を使うことより素直に豚丼にする方がより本質的な問題解決となるように思われる。というのも、牛(豚)丼のたれとカレールウを比較した場合、後者の方がその組成がより複雑だからである。カレールウに含まれる牛脂、肉エキス、蛋白加水分解物等の由来が明確であればよいのだが、これがへたり牛の骨髄等を含んでいる場合(あるいはそうではないという事実が証明できない場合)やはり問題は繰り返されるだろう。

吉野家のせいでマックのポテト問題の影が相対的に薄くなっているようだが、この問題も米牛肉の輸入禁止措置によって安全性が担保されているのが現状のはずである。言い換えると、危険部位を使わないなど製造過程での改善は図られていないはず、ということである。 間違っていた。プレスリリースを読むと、(1)特定危険部位を使用しない、(2)加工工程で異常プリオン蛋白の不活性化処理を行っている、という対策が採られているようである。良かった。

いずれにしろ輸入禁止・再開で吉野家を始めとするサプライサイドの戦略変更にばかり報道が集中しがちだが、消費者サイドに注意を喚起しないと結局は何の意味もないという当たり前の感想を抱くのであった。

Jan 6, 2004

Tips: Sidebar generation using MTList

既定のMovableTypeではサイドバーを静的に生成するようになっているが、すべてのページにこのサイドバーを付加・更新するためには、Rebuild Allする必要がある。かつ、RSS Feedのように動的に変化するコンテンツを付加したい場合には一定の頻度でRebuild Allする必要がある。まあ控えめに言っても現実的ではない。

これを安直に解決するにはdocument.write()のシーケンスからなるJavaScriptを使えばよい。問題はそのJavaScriptファイルをどのように生成するかということだが、mt-listプラグインを使えば実に簡単に実現できる。

tima thinking outloud. > Announcing mt-list.

以下に手順を示す。

  • mt-list.plをMovableTypeのpluginsディレクトリに置く。
  • MovableTypeのTemplate編集ページから、Create new index templateを選ぶ。
  • Template nameは適当に入力し、Output fileはXX.js(例えばsidebar.js)、Rebuild this template automatically when rebuilding index templatesのチェックボックスは忘れずにチェックしておく。
  • Template bodyは以下のように記述する。
    <MTList name="sidebar">
      <h2>Categories</h2>
      <ul>
      <MTArchiveList archive_type="Category">
      <li><a href="<$MTArchiveLink$>"><$MTArchiveTitle$></a></li>
      </MTArchiveList>
      </ul>
      
      <h2>Archives</h2>
      <ul>
      <MTArchiveList archive_type="Monthly" lastn="10">
      <li><a href="<$MTArchiveLink$>"><$MTArchiveTitle$></a></li>
      </MTArchiveList>
      </ul>
      
      <h2>Links</h2>
      <ul>
      <li>...</li>
      </ul>
      ...
    </MTList>
      
    <MTListLoop name="sidebar">
      document.write('<$MTListItem encode_js="1"$>');
    </MTListLoop>
    
  • このIndex TemplateをSaveした後、Rebuildするとsidebar.jsが生成される。以降、IndexがRebuildされるタイミング(新規entryのポスト時など)でsidebar.jsが一緒にRebuildされるようになる。
  • このsidebar.jsを利用するためにMain Index, Master Archive Index, Category ArchiveなどのTemplateを編集し、該当箇所を以下のように変更する。
    ...
    <div id="links">
      <script type="text/javascript" src="<$MTBlogURL$>sidebar.js"></script>
    </div>
    ...
    
  • 最後にRebuild Allする。

表示内容はsidebar.jsのIndex Templateでコントロールできるのでさまざまなカスタマイズが可能。もちろん、以下のようにsidebarを生成する関数sidebar1(), sidebar2()をsidebar.jsには定義しておき、

function sidebar1() {
  document.write('<div id="links1">');
  <MTListLoop name="sidebar1">
    document.write('<$MTListItem encode_js="1"$>');
  </MTListLoop>
  document.write('</div>');
}
function sidebar2() {
  document.write('<div id="links2">');
  <MTListLoop name="sidebar2">
    document.write('<$MTListItem encode_js="1"$>');
  </MTListLoop>
  document.write('</div>');
}

ヘッダ部分でこのJavaScriptを読み込んで、sidebarを生成したい部分で

...
<div id="links">
  <script type="text/javascript">sidebar1();</script>
</div>
...
<div id="links">
  <script type="text/javascript">sidebar2();</script>
</div>
...

とかしてもよい。

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