Jan 8, 2004

BSE騒ぎ

吉野家はカレー丼(400円)が新メニューに加わったわけだが、同じ吉野家系列のPOT&POT(なぜか東京と千葉で12店舗しかチェーン展開していない)だとカレーライスが390円。小カレーにスープ、サラダが付いてくるモーニングセットだと380円。なのにカレー丼に400円払う人はいまい。

松屋には最初からカレーがメニューにあり、そこそこうまい、というか「ある意味で」うまい。牛丼ほど人々の劣情を刺激しないが、そこそこうまいカレー290円で出せるということが重要である。前回のBSE騒ぎで松屋がカレーを牛肉から鶏肉に切り替えた際、我が家的にはむしろ好評だったことも記憶に新しい。しかも、カレーにも味噌汁が付いてくる、飲むタイミングが難しいが。

ところでBSE問題をまじめに考えると、カレー丼に豚肉を使うことより素直に豚丼にする方がより本質的な問題解決となるように思われる。というのも、牛(豚)丼のたれとカレールウを比較した場合、後者の方がその組成がより複雑だからである。カレールウに含まれる牛脂、肉エキス、蛋白加水分解物等の由来が明確であればよいのだが、これがへたり牛の骨髄等を含んでいる場合(あるいはそうではないという事実が証明できない場合)やはり問題は繰り返されるだろう。

吉野家のせいでマックのポテト問題の影が相対的に薄くなっているようだが、この問題も米牛肉の輸入禁止措置によって安全性が担保されているのが現状のはずである。言い換えると、危険部位を使わないなど製造過程での改善は図られていないはず、ということである。 間違っていた。プレスリリースを読むと、(1)特定危険部位を使用しない、(2)加工工程で異常プリオン蛋白の不活性化処理を行っている、という対策が採られているようである。良かった。

いずれにしろ輸入禁止・再開で吉野家を始めとするサプライサイドの戦略変更にばかり報道が集中しがちだが、消費者サイドに注意を喚起しないと結局は何の意味もないという当たり前の感想を抱くのであった。

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