Jul 3, 2003

もうひとつのSpam対策

二週間ほど前、あるDMが届いた。ごくありふれたクレジットカード会社の関連会社が送ってきた衣料販売関係のDMだが、そこには私の新住所が正確に記載されていた。

私は現在クレジットカードを一枚しか保有していない。三井住友のカードだ。ところがこのDMはJCBのものだった。通常クレジットカード関係からのDMは会員にしか送られない。退会情報がトラックできずに相変わらず送ってきたりするが、私のように転居を繰り返している場合住所変更情報まではトラックできず旧住所に送ってきたものが転送されてくる程度で、それも郵便の転送が有効な一年間だけということになる。私の場合、JCBのコーポレートカードを4年ほど前まで保有していたことがあるが、それ以降DMが届いたことはなかった。

「何かがおかしい」

そう感じた先月20日、私はDMに書かれているJCBの電話番号をダイヤルし、JCBの会員ではない旨、もし会員でもないのに送ってきている場合DMを止めて欲しい旨を伝えた。担当者が言うには、会員でない方には送っていない、調査して報告するから時間をくれとのこと。

このあたりから事態は迷走を始めた。

その日の夕方、調査の報告が翌週の月曜日以降になるという連絡があった。そして、私は渡航。自宅にはJCBから返送用の封筒を送るのでDMを返送してほしいとの連絡があり、返送。

そして私は帰国。帰国直後から私の職場に怪しげな電話がかかってくるようになる。
「村○さんという人から電話がありました」
「夕方またかけると仰っていました」
「村○と言えば分かりますから、と仰っていました、お知り合いかと思いました」
「会社名や電話番号をお聞きしたんですけど、お答えにならないんですよ」
「怪しいですよね」

そう、怪しい。絶対○○商事とか○○フューチャーズとかの商品先物っぽい怪しさ。

そして今朝、自宅への電話ですべての疑問が氷解。
「三井住友カードの村○と申します」

お前かーっ!!

何でも、そのDMに関しては、同じの印刷会社が各カード会社会員向けのDM素材を印刷し、そのDM素材を各カード会社のDM発送部門に発送し、各カード会社が顧客に送付するのだそうだ。ところが三井住友のDM発送部門に送られたもののうち一部にJCBのものが混入しており、それに気が付かずに住所シールを貼り付けて送付したのだという。

果たしてこれを真に受けてよいものだろうか。893なDM広告代理店が複数のカード会社の名簿を元に住所シールを貼り付けて送っているのではないだろうか。だとしたらこんなに早く調査結果が出ないと思われるけど。三井住友銀行のインターナショナルキャッシュカードの顧客情報がJTBに流れたと報道されたのは確か先月のことだったか…。

問い詰めたとしてもしれっと言い逃れされるのは目に見えていたので、「念のため個人情報が漏洩された結果こういう事態に至ったわけではないですよね」と確認を求め(そういうことは断じてないそうだ)、「こういうことが二度とないようにしてもらいたい」と釘を刺すだけに留めておいた(ずいぶん恐縮してはいたようだ)。

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