Feb 21, 2003

この季節は何と言ってもハッサクですよ!なんですよ!

唐突だが私はハッサク(八朔)が好きである。そう、伊予柑よりは高いが、甘夏より手頃な値段で手に入るという、微妙なポジションにあるあのハッサク(因島原産)が好きなのである。しかし、ここで明確に述べておかなければないないことがある。それは、私はエビやカニも好きだが、ハッサクの好きさ加減とはちょっと質というか次元が異なるということである。

私がエビやカニを食べるとき、もちろん好きなので殻を剥くのも苦にならないわけだが、人の分まで剥こうという気には通常なれない。もっと言うと、これらを人のために剥くと打ちのめされた気分になるし、人として「堕ちるところまで堕ちた」感に苛まれる。しかし、ハッサクは人のために剥くのも苦にならない。というよりむしろ、
「俺が剥くからお前食えー!!!」
というくらいの勢いで積極的に剥きたい気分になることもままある。

なぜそうなのかという理由をつらつら考えてみると、ハッサクが剥く人の労力以上にキレイに剥ける稀有な果物だからなのである。
うまい棒の袋からうまい棒を取り出すが如く
自明な手続きで簡単に剥くことができ(熟練すればほとんど手を汚すこともない)、かつ剥けた姿は美しい。つまり、ハッサクは私にとって単純に剥く行為自体に喜びを見出せるという、まさにパーフェクトな果物、キング・オブ・フルーツなのである。

そういうわけで今シーズンもガンガン剥いて剥いて剥きまくる所存である。

追記:
私が剥くのが好きなのはあくまでハッサクである。しかも出始めの小ぶりなものではなく価格が安定した頃の大ぶりなもの。ちなみに伊予柑は手が汁で汚れるので手にしたくもない。

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