Jan 10, 2003

メモリースティックPROと小亀メモリースティック

News and Information 高画質動画記録に対応可能な、高容量・高速書込みを実現する新世代メモリースティック「メモリースティックPRO(プロ)」発売~記録容量 1GB・512MB・256MBに対応~

●「メモリースティック PRO」の主な特長
2.高速転送
現行のシリアル転送に加え、複数のビット情報を同時に送受信可能なパラレル転送が可能。

12月のプレアナウンスと内容的には一緒で特にサプライズはない。

元々メモリースティックの規格は4Mから128Mまで。既存のアーキテクチャと互換性を取りつつ256M以上にすることはもちろんメモリースティックPROがそうであるように可能(メモリースティックPRO動作確認機種一覧)なんだけど、既存のメモリースティックを利用するアプライアンスのすべて(ライセンスフィーが他の規格に比べてかなり安いらしいよ)がこの大容量版を利用できる保証はなかった。となると、メモリスティック256Mが動くアプライアンスとそうでないアプライアンスが存在することになってコンシューマは混乱する。であるならば、128M×nにすることで現行アプライアンスでの動作を保証する一方で、次世代規格が動作するアプライアンスにはメモリースティックPRO対応とラベル付けすることで区別する方が得策だろう。さらに、こうした判断から予め対応製品を区別することを前提とするならば、次世代規格は下位互換性を取るべき部分を除けば大胆にプロトコルを拡張しても構わない。ともかく、こうした戦略自体には何の問題もない。問題があるとしたら、ソニーが当初からアプライアンスの実装クオリティを(多分自社製品も含めて)一定以上に保てなかったことじゃないか、と。

いまだにmicrodriveが動くのかどうか判然としないCFに比べれば規格戦略、規格自体ともメモリースティックの方が100万倍マシ。まあ、すでに「戦略」というものを失ってから久しいCFと比較される方が迷惑というものだが。もちろん、SDカードほどではないけどね ;-)

2003-01-13追記:
http://ninf.apgrid.org/~nakada/diary/welcome.html

この記事 によれば、メモリスティックとメモリスティックPROの相違は、単なる動作保障のためのラベル付けなどではなく、高速転送のためのプロトコル(というか使用する信号線の本数というハードウェアレベル)の変更を伴うものだということ。もし従来のメモリスティックのプロトコルで大容量メモリがアクセスできるのなら互換モードぐらいつけても罰は当たるまい。

私の文章やソニーのプレスリリースをもう少しちゃんと読んでも罰は当たるまい?

まず、メモリースティックPROはソニーのプレスリリースにもある通り、従来のシリアル転送モードに加えて、高速なパラレル転送モードを備えるデバイスである。

また、私が述べたのは、「既存のメモリースティック機器でメモリースティックPROのシリアル転送モードが利用できるものとそうでないものがある。後者のためにメモリースティック(メモリーセレクト機能付)というアップグレードパスが用意された。両者を区別するためであれば、前者をメモリースティックPRO対応とラベル付けしてもよい(だけの合理性がある)。」ということである。言うまでもなく、これは既存の(あるいは今後シリアル転送モードを利用する)メモリースティック機器に対する分類である。これ以外にメモリースティックPROの高速モードを利用できる「(ソニーの言う)最適化された」機器も存在し、CESで発表されたのはまさにこういう機器だということだ。

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