Oct 30, 2000

Bombay to Nagoya / Lock, Stock and Two Smoking Barrels / ナチュラル・ウーマン

Title:Bombay to Nagoya
Director:
Year:1997
Place:レンタルビデオ
Eval:★☆(名古屋人)☆(それ以外)

「日本のある都市」(名古屋)から東京に舞台を移したはずなのにそこは名古屋。高級レストランに割り箸立てはあるし、名鉄も走る。


Title:Lock, Stock and Two Smoking Barrels
Director:Guy Ritchie
Year:1998
Place:レンタルビデオ
Eval:★

TarantinoよりはましなTarantino映画。


Title:ナチュラル・ウーマン
Director:佐々木浩久
Year:1994
Place:レンタルビデオ
Eval:

緒川たまきの裸以外見るべき点なし。映画じゃないよ、こんなの。

Oct 29, 2000

Being John Malkovich

Title:Being John Malkovich
Director:Spike Jonze
Year:1999
Place:Cine Citta
Eval:★★

今更ながら、「Being John Malkovich」を観たのでその感想を少し。

散りばめられたブラックユーモアに翻弄されがちだが、単純な寓話である、即ち「自己の確立ができていない者が、確固とした自己実現を果たした者に嫉妬し、その罰を受ける」。

冒頭の人形劇が秀逸で、物語が自己愛や自己嫌悪の問題を扱うことを最初に明らかにしてくれる。人形師、俳優という職業もテーマに深く関わりがある。つまり、puppet、puppeteerは通常は分離し得ない肉体、精神をそれぞれ表象しており、俳優とは他人を演じることでアイデンティティを一時的に取り替えられる人々である。これだけ材料が揃っていれば、後の物語は否応なくスムーズに展開する。

潔く単純化すると、不遇の人形師Craig(自己を確立していない者)が地位も名誉も性的魅力もある俳優Malkovich(自己を確立した者)に嫉妬し、「穴」を利用することでその肉体を手に入れて本望を一時的に成就するが、罰が下る。その罰とは、自己実現を果たしていないCraigが、赤ん坊という自我形成以前の、彼にとって相応しい器に戻されるというもの。かなり教訓的、それもディズニー並に教訓的と言ってよいだろう。

いささか解釈が難しい点も残る。家で動物の世話をするという行為は、通常なら人の優しさの隠喩として使われることが多いのに、この映画ではLotteの愛情の対象が夫Craigでなく同性を含めた奇異なものに向かっているということを表している。

Malkovichが老人たちに乗っ取られたことは、人が老成し、知恵を身につけ、安定・充実した状態を示しているのだろう、でなければ本人にとって不本意過ぎる。あるいは、性別やアイデンティティの垣根が希薄になりつつある現代にあっては、人は老成するとともにアイデンティティが複雑化する、逆に単一のアイデンティティを希薄に感じることすらある、とでも言いたいのだろうか。後者は例によってうがち過ぎか?

最後の長い美しいカットも印象的である。確立していない自我に対してネガティブな(Craig Schwartz=黒)見解のみを述べてきた物語とは裏腹に、そういう自我の持つ無垢な美しさと不安定でどこに行ってしまうか分からない危うさを観客に印象付けたいのであろう。

Oct 20, 2000

OOPSLA 2000 Minneapolis

2000-10-14

いつも集合が遅いと言われていたので、仕方なく11時前に大岡山を出発してみた。日暮里には11時半には着き、35分のスカイライナーに乗れてしまったわけで、当然の成り行きとして12時半には空港に到着してしまった。やっぱり駄目じゃん。ちなみに集合時刻は13時半、出発時刻は15時20分。

初のNorthwest。食事のメニューにMartin Yangの名前がないのは少し寂しい上に、コーヒーはUAのStarbacsよりは明らかに透明度が高いが、座席の肘掛に付いているリモコンはNintendo仕様。2日ほどろくに寝ていなかったので、映画も見ずに寝る、というか寝たふりをする。着陸前の軽食は亜州式炒麺(てゆーか、ソース焼きそば)、またはオムレツ。


十字キーとA,B,X,Yボタンを備えるNintendo仕様リモコン。取り外し不可。

さて、Minneapolis/St. Paul空港。今回は高いシャトルバスは避け、わずか1ドルの路線バスに乗って50分かけてダウンタウンへ。ホテルもバスストップからは遠いがすぐに見つかった。

ホテルで一服してから、Convention Centerにでかけてレジストレーション。今回のコンファレンスバッグもいまいち。そのうち、捨てて帰る習慣がつくだろう。会場では、佐藤一郎さん、一杉さんらに会う。

もはや翌日以降の時差ボケ軽減のために義務的に意識をそこに存在させているだけとなっている我々。とりあえず食事をしようという二次的な目的を作ってビル街を彷徨うことにした。確かにMinneapolisも格子状で構造を把握しやすい街だと言える。が、ビル間を2階部分で繋ぐ空中通路(通称Sky Way)の無計画としか思えない展開は、被験者を混乱させる。

結局、City CenterのモールのFood Courtを見つけるまでに30分以上かかっただろうか。私はGreek Grill、早田くんはManchu Wokというお店。基本的にMinneapolisの人は日本人が珍しいらしく、店員が妙にコミュニケーションを取ってきたがる。それにしても、「ホワイトソースをサービスしてやってくれ」とか厨房の人に言うのはやめてもらいたい。ま、意外においしかった。

7時には就寝。

2000-10-15

朝からISMM 2000@Regal Minneapolis Hotel。

ISMM終了後、Convention Centerに戻って17:30からTutorial & Workshop Reception。ここで食わねば良かったのだが、続いて18:30からISMMのConference Receptionで、こっちは着席で食事。とてもじゃないが、食い切れない。

Reception終了後、脇田さんと内山くんとでHyattの中のSports Barで飲む、つもりだったが、脇田さんと私はパスポートを忘れていて飲めずじまい。Denverに引き続き。Sports Barでは、Minnesota Vikingsの試合を見ていたのだが、これがなかなか良い試合。Vikingsは今期無敗の6連勝ということで、店内が異様に盛り上がっていた。今日のメモ「バーの女の子はいぢわる」。


会場から摩天楼群を撮ってみた。

2000-10-16

朝はJava Memory ModelのWorkshopに出てみた。つ、つまらん。ゼミの発表を聞かされているような内容だ。あまりのつまらなさに途中で抜けてISMMの方に出ることにする。ちなみに内山くんは会場のそばの公園で日向ぼっこしていて、怪しいおやじに鎌ほられそうになったらしい。

この日の夜はHilton Minneapolistで、Welcome Reception。肉率が高い、正しいアメリカのレセプションだ。昨日のレセプション飯の方が野菜率が高くて、まだ食えた。人の多さにげんなりだが、なんだかんだで最後までいる。

その後、脇田さんとHiltonのラウンジに飲みに行ったら、こんどは身分証明書を要求されなかった、なんでやねん。ワーキングクラスのビールを飲む。

ホテルに戻ると早田くんがもう戻ってきていて、私が11月にVMのWorkshopに出ることになっているらしいという情報を教えてくれた。何それ?

2000-10-17

基調講演は聴き逃す。その隙を狙いすまして自宅に電話する。朝のセッションからJavaばっかり。Jan VitekがOpenVM+OpenJITのミーティングをしたいとのこと。明日の10:30に約束をする。

とある事情で明日の夜が空いてしまったので、会場のすぐそばのOrchestra HallのBox Officeに行って明日のPeter Serkinのチケットを取る。直前だったためか、Discount Price。

夜はHyattの2階にあるManny'sというステーキ屋に行ってみんなで20ozの肉を食うというイベントに参加。千葉さんだけが日和って10oz。私は結局自分の20ozに加え、早田くんに4ozほどの肉へんも分けてもらって食べた。結論「味わうな、飲み込むように食え」。一人70ドル。


Hyattの前での適当なスナップ。

その後、Hyattのロビーで11時すぎまでだべり続ける。話題は、効率的かつ高品質なプレゼン資料の作り方など。

2000-10-18

Jan Vitekとその学生さんとのミーティング。時差ボケのためJanがかなり遅刻。来月ドイツで開かれるWorkshopの話やどのように新VMとOpenJITを協調させるかについて議論を行った。当然のことながら、双方でお互いに仕事を押し付け合ってしまう。もう少し問題をOpen Questionとしてまとめた方が建設的な話ができただろう。

17時前にテクニカルプログラムが終わったので、Walker Museumを目指して歩く。途中のLoring Parkは街中と違ってキックボーダーが多いが、それより全然多いのが栗鼠。子供に襲いかかる図も散見される。

公園はフリーウェイで2つに分断されており、その間を歩道橋がつないでいる。歩道橋を渡った側のSculpture Parkには、彫像群が配置されていてちょっとしたデートスポットのよう。Walker Museumはすぐその傍にある現代美術館で、ライブラリも含めてかなり充実している。結局19時までここで時間をつぶした。


Loring Park-Sculpture Park間をつなぐ歩道橋。

さてホテルに戻り、荷物を置いてOrchestra Hallへ。プログラムは、(略)。アンコールのないアメリカだけに盛沢山だ。個人的にはFossだけ聴ければ十分だったのでMozartまででおなかいっぱいという感じ。演奏自体は模範的と言って良いだろう。ただし、SerkinのMozartはとても速かった。


Minneapolis Orchestra Hallは結構モダンなオペラハウス。この他にもモダニスムを意識した建築は多い。

演奏後、RWCPの高橋さんとBritish PubでAleとFish & Chipsなどを食す。注文取りに来ないなと思ってレジの方を見ていたら、通りかかった女子2名が「わーお、こっち睨んでるわよ、危ないんじゃないこのお店」とかなんとか言っていた。そんなー。

ホテルに戻ってくつろいでいると早田くんが帰ってきた。Social Eventはかなりダメだったらしい(脇田さんによれば「1時間で帰りたくなったがバスがなかった」)。

2000-10-19

今日はMall of Americaデー。朝はSunのOpen Sourceの人のInvited Talkを聞く。ポンチョみたいなのを着、話を中断してはテープレコーダで音楽をかけるという変なスタイルでの講演だったが、もっと分からなかったのは話の内容、というかボキャブラリーがおかしい。

さて、脇田さんと待ち合わせてMall of Americaへ。やはりとんでもなくでかい。正方形、三階建てのモールは、四隅にSears、Bloomingburgなどの大手デパートを配すとともに、中央部にはジェットコースター、観覧車もあるSnoopyのテーマパークを抜け目なく備える。


やはり適当なMall of Americaでのスナップ。

まずはFood Courtで食事。Teriyaki丼飯専門のHibachi-san、パック寿司しかないKato's Sushi Barなどヒキの強いお店もあったが、私はジャイアントなBaked Potatoを食べるにとどめた。

その後、モールの2階部分をぶらぶら見て回る。途中で見つけたHenkelsの包丁セットと足マッサージ器にひかれたが、自ら理由をつけて断念。結局Pokemon Pikachu 2のみ購入。一階に降りてBarnes & Noblesで本を読みながら、Starbacs Coffeeを飲んでいたら、脇田さんが立ち上がれなくなったのでDowntownに戻ることに。

会場はもう閑散としていてアイスクリームタイムに突入していた。アイスとドリンクをゲットして、街中を見て回る。

ホテルに戻って荷造りしながら早田くんを待っていたがちっとも帰って来ない。Mall of Americaにでも行っているのだろうと思い、近所のピザ屋へ。ピザが焼けたら呼び出すためにファーストネームを聞かれた。どうも今日はイベントが少なくて寂しいと思って「Prince」と答えておいた。

2000-10-20

ホテルをチェックアウト後、バスで再びMall of Americaへ向かう。単にここでバスをTransitした方が楽に空港に行けるため。ちなみにEast Gate一階にはNorthwest Airlinesのカウンターがあるがチェックインはできない。

とりあえずスーツケースをロッカー(ロッカーは一階より二階のやつの方が大きくていいぞ)に押し込め、昨日行かなかった一、三階のCD屋、服屋を巡り、「I'm just looking」と答えることを繰り返した。結局、Brooks Brothersでちょっと買い物したくらい。最後にPanda Expressの系列くさい中華屋で昼食をしてから空港へ。残り現金16¢。

空港では日本人の多いDuty Free Shopで若干買い物。そして離陸。

Oct 12, 2000

井出洋介の麻雀家族2。

PS2用ソフトで二番目に買うソフトがこれになるとは。やっぱりPS2ってば、すごいや。PS用の麻雀家族と比べるとすっげーキャラクタの動きが滑らかになってんの。てきとーに作ってもそう見えるってのはまさにハードのなせる技だね。下手な数値計算プログラムでもマシンが速くなれば実用的なアプリケーションになるように。

フレンディー@根津

Workshop on Mobile Objects/Code and Security (@山上会館)に参加したついでに、Jan Vitekさんらを連れて久しぶりに根津にあるフレンディーへ行った。

相変わらず覚えられているみたい。安東さんに「今なら松茸ごはんがオプション(250円)で付きますよ、ぜひ来てね」情報を伝えるように託ってしまったけれど、私に伝えても多分意味がないですよ、おばちゃん。

Oct 10, 2000

Ben Orr死去

なんてこった。The CarsのBen Orrが膵臓ガンで死んだらしい。

「You Might Think」「Hello Again」が入っていた名アルバム「Heartbeat City」はやはり1984年なのであった。

Hello AgainはウォーホールがMusic Videoの監督をしていた。時代を感じさせる。

Oct 8, 2000

Ligne Roset, Togo Sofa

長らくソファの購入を検討していたのだが、結局Togo Sofa (Ligne Roset)の2シーターをオーダーすることにした。

しかも、自宅から徒歩3分と至近の島忠家具にて。

納期は来月上旬。

Oct 7, 2000

Priest

Title:Priest
Director:Antonia Bird
Year:1994
Place:レンタルビデオ
Eval:★

全米で発禁になったらしい、宗教とホモセクシャリティの断絶がテーマの「ロックな」映画。発禁は覚悟の上だろう。

最後の方で人里離れた教区の司祭が主人公にラテン語で説教を始める。その場の空気はピンと張り詰めている。そこに家政婦の老女が食事を運んでくる。その老女のエプロンには"MEAT IS MURDER"と書かれている。The Smithかな。微妙な問題に対するそういう柔軟な発想というか、機微というものがこの映画を単に辛気臭いだけの映画ではなくしている。

Oct 6, 2000

盛り上がる武蔵小杉

武蔵小杉、盛り上がってます。

どう盛り上がっているかというと、東急のターミナル駅らしい賑わいを演出する各種アイテムが小杉南口ガード下に今まさに集結しようとしているのです。改札を出ると、右手にはバーガーキング、左手にはマルコ・デ・ポーロ(ベーカリーカフェ?)がまず乗客を待ち構えます。その間を進むと、右には三崎市場(鉄火丼)、銀だこ、銀ちゃん(銀だこ系の焼きそば屋)、左には京樽、蓬楽亭(かつれつ)、突き当たりには東急ストア。東急ストアに沿って駅出口に向かうと左手がてんや、右手がドミノピザ。以上。一つくらい本屋入らんのかー。

Oct 4, 2000

Fashionable nonsense

「ポストモダン思想」もそうだが、建築、音楽、絵画などにおける数学・物理の引用の方がより直接的で、また稚拙だと思うことが少なくない。そうした成果物は、「理論(の引用)があからさまに間違っているかどうか」という観点(Sokal的なアプローチの一つ)では批判できるが、「建築・音楽のスタイルとして面白いかどうか、新しいかどうか」という観点では批判しにくい。一方で「思想」の方はと言うと、前者の批判に加えて「それらは相対主義の亜種に過ぎない」と還元してみせた上でその内容を批判するのは手続きとして比較的容易だ。このような違いから建築家や音楽家の言説はSokal風の批判に晒される機会が少ない。問題は、彼らのポストモダンめいた言説の対象が作品自体のみに留まらず、音楽自体、建築自体、人間、地球、歴史などなどにも及ぶことが多いという不可思議な現象である。

Oct 1, 2000

「ものもらい」に関する民間療法

左目に「ものもらい」ができた。

ものもらいに関する民間療法として
「窓から受け取ったおむすびを食べると治る」
というのがあるらしい。

目=窓(c.f., 目は心の窓)、ものもらい=おむすびをもらう人、という安直なアナロジーが見え見えだが、誰か聞いたことありますか?

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