Jul 22, 2000

The Cider House Rules

Title:The Cider House Rules
Director:Lasse Hallström
Year:1999
Place:Cine Citta
Eval:★

「映画で泣く人を久々に見てみたいキャンペーン」中につき、Cine Cittaに行って、地下のゲームセンターのF355 Challengeで鈴鹿をぐいぐい走り倒した後、The Cider House Rulesを見る。キャンペーン大失敗。だが、良かった。寒々しいニューイングランドの孤児院と桃源境としてのりんご園を対比した映像が美しかったし、「不可避な問題に迷ってもいいんだよ」「自分の正義を貫くためには時には(しばしば蒙昧なことがある)規則を破ってもいいんだよ」といった曖昧な「癒し系」主張をよく描けていた。

Jul 21, 2000

名誉毀損

刑法第230条は、「公然と」「事実を提示」「事実の有無に関わらず」という3点がポイント。一対一の場合、事実というにはあまりに曖昧な(侮辱罪に当たる)場合は名誉毀損にならない。それ以外の場合は、公共の利害に関する場合の特例を除いて、名誉毀損になり得る。

法的弱者って強いよね。

Jul 11, 2000

VGS (Variable Gear ratio Steering)

誰もが一度は考えてみたことがあるに違いないステアリング機構、VGS (Variable Gear ratio Steering:車速応動可変ギアレシオステアリング)。ロック to ロック 1.4回転で、高速なほどスロー。ということは、パーキングスピードのときの挙動がナーバスになるのではないだろうか。ステアリングを重めに設定しておくか、パーキングスピード時のみの特殊なモードを用意しておく必要があると思う。

Jul 2, 2000

洗足の「ジャズ喫茶」

巷で話題の洗足の「ジャズ喫茶」に私も行って来た。

私が行ったときには「世界随一のジャズCD」の看板は出ておらず、入ったらバロックがかかっていた。店を間違えたかなと思っていると、セルロイドの眼鏡にパイプの神経質そうなマスター(白井良明をたぷっとさせた感じ)が現れた。

(ああ、この人、この人。) とわくわくしながら席につく。

メニューを差し出されて「じゃあ、珈琲」とすぐ答えてしまってはこのお店の半分も楽しんでいないことになる。珈琲以外のメニューには「紅茶各種」としてストレートティーの名前がたくさん書いてある。それらの中から「じゃあ、ヌワラエリア」とか言ってみよう。この店には実はストレートティーはまず「ない」ので、マスターは当惑しまくって厨房に戻り、マリアージュフレールのフレーバーティーの缶を7、8本開けて朱塗のお盆に載っけて持ってくるはずだ。十分に香りを楽しんでから好きなのを選ぼう。

注文が済んだら次は店内の観察だ。まずは、McIntoshのアンプにJBLのスピーカ、ちゃんとしてる。ただしかかっているのはバロック。私の対面のCecil Taylorのポスターはまあいい。窓の傍らに雑然と置かれたアクリルのフォトスタンド群に目を移すと、営業許可証、調理師組合員証あたりはいいとして、78年度の独協大学の学生手帳のコピー、「千代田区大手町○○ 読売新聞」と宛名書きされた茶封筒…? もっと店内を見回すと岩石標本みたいなものも…。他の調度類はどう見ても金がかかっている。オーディオ機器はもちろん、テーブルも重厚だし、アンティークのシャンデリアはぴかぴかに磨いてあるし、大ぶりの朱色のティーカップは大倉陶園だし、Barney's Newyorkのコースターにはティーポットを置くのだろう。

本を読んだりして時間を潰しているとティーポット到着、このティーポットがまた注ぎにくくてだらだらこぼれる、品はいいけど。お茶を楽しみつつ、本を読んでいるとやおらマスターがテレビ(このテレビは必ずしも客の方に向けてあるわけではない)を付けてビデオを見始めた。沖縄の戦争体験に関するドキュメンタリー? 教育委員会とかのクレジットの付いたやつだ。

(見せたいのかよ? おい。) とおもいつつも無視して本を読み続ける。ビデオが終わるとやっとCDをジャズに替えてくれた。そのCDを最後まで聴いてから、店を出ようとすると何枚かあるカードのうち一枚を選んでくれた。

あるサラリーマンによる報告は、リンゼー報告書より確かだった。しかしそのリンゼー報告書はある理がなかった。 天明 (赤塚行雄へ)

はぁ?、?????。赤塚行雄って、社会評論の人? また来よう。あ、お茶は¥500(税込)でフルーツの小皿がサービスで付く。場所はこのあたり

Jul 1, 2000

Snake Eyes

Title:Snake Eyes
Director:Brian De Palma
Year:1998
Place:レンタルビデオ
Eval:★☆

Mission To Marsの後に見ると「ちゃんと見られる」じゃん、びっくり。

TSUTAYAの会員証の更新なので、Snake Eyesを見てしまった。今年、3本目のDe Palma。最高につまんないんじゃないかと期待していたら裏切られてしまった(最高ではなかった)ので、星は大盤振舞いで1.5個(Carla Guginoちゃんの胸が星1個+Mission to Marsボーナス星0.5個)にしてみた。

要約すると「密室ドラマ、ただし場所はアリーナ付きのカジノホテル、だからカメラは300台」。

どうも仕掛けが古すぎると思ったら「密室ドラマ」なんだよね、なんか納得。説明的な台詞が多くて、台詞で説明しない時には回想シーンに切り替わるってのも脚本の古くささを…、でもまあ「密室ドラマ」だからな、うんうん。

カメラはさすがに凝っていて覗き趣味映像を堪能できる。凝りすぎていて物語を追うのに邪魔なくらいだ(あ、だから話が単純なのか!)。長回しの冒頭シーンには圧倒されるし(だから、その14000人の群衆はハリケーンの中どこに消えたっちゅーの?)、回想シーンはわざわざ一人称の視点から撮られているし(うっとうしい!)、近視のヒロインの視点からの映像はわざわざぼかして撮られているし(物語に何の関わりもないっつーの!)。

そう言えば音楽はサカモト。テンポが必要な序盤でユルユルしすぎて絵の邪魔していた以外は、存在を忘れてしまうくらいに無難にまとめていた。

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