Jul 2, 2000

洗足の「ジャズ喫茶」

巷で話題の洗足の「ジャズ喫茶」に私も行って来た。

私が行ったときには「世界随一のジャズCD」の看板は出ておらず、入ったらバロックがかかっていた。店を間違えたかなと思っていると、セルロイドの眼鏡にパイプの神経質そうなマスター(白井良明をたぷっとさせた感じ)が現れた。

(ああ、この人、この人。) とわくわくしながら席につく。

メニューを差し出されて「じゃあ、珈琲」とすぐ答えてしまってはこのお店の半分も楽しんでいないことになる。珈琲以外のメニューには「紅茶各種」としてストレートティーの名前がたくさん書いてある。それらの中から「じゃあ、ヌワラエリア」とか言ってみよう。この店には実はストレートティーはまず「ない」ので、マスターは当惑しまくって厨房に戻り、マリアージュフレールのフレーバーティーの缶を7、8本開けて朱塗のお盆に載っけて持ってくるはずだ。十分に香りを楽しんでから好きなのを選ぼう。

注文が済んだら次は店内の観察だ。まずは、McIntoshのアンプにJBLのスピーカ、ちゃんとしてる。ただしかかっているのはバロック。私の対面のCecil Taylorのポスターはまあいい。窓の傍らに雑然と置かれたアクリルのフォトスタンド群に目を移すと、営業許可証、調理師組合員証あたりはいいとして、78年度の独協大学の学生手帳のコピー、「千代田区大手町○○ 読売新聞」と宛名書きされた茶封筒…? もっと店内を見回すと岩石標本みたいなものも…。他の調度類はどう見ても金がかかっている。オーディオ機器はもちろん、テーブルも重厚だし、アンティークのシャンデリアはぴかぴかに磨いてあるし、大ぶりの朱色のティーカップは大倉陶園だし、Barney's Newyorkのコースターにはティーポットを置くのだろう。

本を読んだりして時間を潰しているとティーポット到着、このティーポットがまた注ぎにくくてだらだらこぼれる、品はいいけど。お茶を楽しみつつ、本を読んでいるとやおらマスターがテレビ(このテレビは必ずしも客の方に向けてあるわけではない)を付けてビデオを見始めた。沖縄の戦争体験に関するドキュメンタリー? 教育委員会とかのクレジットの付いたやつだ。

(見せたいのかよ? おい。) とおもいつつも無視して本を読み続ける。ビデオが終わるとやっとCDをジャズに替えてくれた。そのCDを最後まで聴いてから、店を出ようとすると何枚かあるカードのうち一枚を選んでくれた。

あるサラリーマンによる報告は、リンゼー報告書より確かだった。しかしそのリンゼー報告書はある理がなかった。 天明 (赤塚行雄へ)

はぁ?、?????。赤塚行雄って、社会評論の人? また来よう。あ、お茶は¥500(税込)でフルーツの小皿がサービスで付く。場所はこのあたり

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