Oct 29, 1999

私と体温計

風邪を引いたときは、ろくなことにはならないから体温計で体温を測らないことに決めている。測った体温が平熱であった場合、平熱だから大丈夫と度を越えた我慢をして本当に悪化する。また、若干でも高熱であった場合、具合の悪さを自覚して気力が低下するため悪化する。

いずれにしても体温計で自分の体温を知って得るものより失うものの方が多い。

そんな私の平熱は摂氏35.0度、もう10年は測っていないので定かではないが。

Oct 24, 1999

卵子売買について考えてみる

優良な種を作り出すというのはナチもやっていたけれども、不老不死と並んで普遍的な人間の欲望なんだね。モデル自体を売買対象にせず、卵子を対象にするあたりが貧乏くさくてカッコ悪い。単純な疑問として、卵子を放出したモデルはその価値を減じないのか、脱いだら終いという具合に。

中世封建時代には資本主義なんてなかったが、人の生殺まで封建領主が握り得て、剰余価値を無制限に搾取できたことを考えると、金銭に交換可能な価値なんて実に制約だらけである。産業資本は特別剰余価値の生産によって拡大していくものであって、そんな産業が対象にしうる限定された価値のみを資本主義は拡大する(と言い切ってしまうと、なんだか労働主義っぽいなあ)。

オークションは、欲しい人が払う金額分の価値を認める資本主義の埓外のシステムだが、このシステムでしか値段を付けられない無価値商品に適用されがちだし、何よりその価値を保証しないことが特徴だ。

では、それらの事実を認めた上で、そういう商品が本当に(個人的満足以外の)何か普遍的な「価値」に繋がるのかと自問してみたくなる。絵画を所有することで、美しい子供を得ることで、働かない奴隷を多く得ることで彼らをより「良く」するか。私は三度「否」と答えるが、否でなくても何の問題もない。なぜなら、交換価値がない価値は産業資本が対象としない価値であるがゆえに搾取し切れないから。例えば、卵子が売買の対象になり得たとしても、貧しい人が美しく、あるいは賢く、生まれ付くことを避けられない。

インレイ

木曜日に福地くんが持ってきたキャラメルを食べている最中に左下顎の歯にこめていたインレイが取れてしまったのは一部で知られている事実だが、金曜日にお茶漬けをかき込んでいる最中に再度取れてご飯粒と一緒に飲み込んでしまったという事実はあまり知られていない。

Oct 16, 1999

SANYO DSX-SX150

SANYOのデジタルカメラDSC-SX150を秋葉原で購入した。CASIO QV-10から幾星霜、起動時間・撮影間隔などの諸条件が銀鉛カメラに匹敵しないという理由だけで、デジタルカメラの購入を見合わせてきた。そんな私にとって、DSX-SX150はようやく水準に達したと言える機種であり、操作系も、いまや当然とは言え、よく考えられている。スペック的には150万画素の単焦点カメラに過ぎないが、これ以上の解像度もズーム機能も必要としない私にとっては充分なツールと言える。何より露出とシャッタースピードが私のKonica Big Miniと同程度の詳細度で変更できる点が正しい。おまけ機能として動画の撮影機能、マイクロドライブ対応などがあるが、やはりこれらはおまけに過ぎない。

あたご家@御成門

久しぶりに神保町まで歩き、古本を少し買う。さらに御成門まで行き、かなり久しぶりにあたご家で豆腐料理を食べる。相変わらずパフォーマンスが高い。隣の客が、連れを呑兵衛と識別したためか、自ら飲み切れなかったお酒を譲ってくださった。人にはいろいろ特技があるものだ。お酒はありがたく私が頂戴した。

Oct 15, 1999

今日の夢。

変な夢を見た。国際会議に参加したらしい私。オールバックにしたMatt Welshや千葉さんを始めとして知った顔がいっぱいいる。セッションがつつがなく開始してしばらくすると、みんなで退室し、階段を下って別の部屋へ。訳も分からずついて行く私。こちらの部屋にはスクリーンがあり、青い海にヨット、いかにも夏らしい映像が映されている。と、突然モーニング娘。のサマーナイトタウンが流れ始め、みんなで合唱し始めた。振り付きで。なんでーと、呆然とするうちに目が覚めた。それにしても、絶妙のカメラワークだった。

Oct 11, 1999

Autechre

川崎丸井にVirgin Megastoreがあるのに気が付いたので、YazooのUpstairs At Eric's (1982, LPは持ってる)とAutechreのep7 (1999)という「エレキ」で2人組という以外に共通項がない組み合わせでCDを買ってみた。特に関係ない事実として、丸井と繋がっている西武の店員は態度が悪すぎる。あそこで買物するのは金輪際なしということに決定した。そして、Cine Be/Cittaでそれぞれ1本ずつ映画を見た。話を戻そう。Autechreは適当に買った割に久々のマイ・スマッシュヒットであって、パフォーマンスを是非とも見たい。繰り返しとノイズが大丈夫なすべての人にお勧めする。

Oct 9, 1999

スーツ&ドレスシャツ

何年ぶりかにスーツを作ろうかと思い立った。というのは、妹の結納に出なくてはならなくなったため。無難にPaul Smithで済ますのが楽だが(サイズの点でも)、無難に過ぎて面白くも何ともない。

いろいろ悶着があった挙句、スーツ&ドレスシャツはUnited Arrows原宿本店で購入した。結果としてかなり気が大きくなった私は調子に乗って前から欲しかったAldenのCordovanのシューズも買ってしまい、かるーく予算オーバー。だが、断固として一括払いのクレジットカード払い。BD-1はまたもや先送り。後で気が付いたのは、AldenのシューズはAlden of Carmel自身のWebの通販でU.S.$400強で買えてしまうという事実。しかし、そんな些細なことは気にしてはいない。第一、原宿の神宮前1丁目三差路付近は間違いなくバブル真っ最中のアメリカなのだ。

Oct 6, 1999

メイン・テーマ

日テレ水曜深夜の金印映画館は角川映画の「メイン・テーマ」、「Wの悲劇」、「セーラー服と機関銃」。

これらの作品の圧倒的なクオリティの低さの前にはどんな忍耐力の持ち主も無力に違いあるまい。

本日第一弾、「メイン・テーマ」のポイントはDATSUNのピックアップ、野村宏伸の演技、ぶれるカメラ、一見意味がなさそうだが本当に意味がないカットの挿入だ。それ以前の問題として、まったくセリフが聞き取れない。本当に森田芳光か?

Oct 3, 1999

盛田昭夫

盛田昭夫が亡くなった。昭和の残骸がどんどん消える。盛田は花があり、外面の良い経営者だったが、SMEあたりを見れば明らかなように同族経営から自由になれたわけではなかった。そういう点じゃ日産の方が全然ドライなのに経営はすこぶる悪い。それはそうと、ソニーはウォークマン20周年を記念して、ニューモデルなんかいいから79年モデルの復刻版を売って欲しい。

ベルナール・ビュッフェも亡くなりましたね。

Oct 2, 1999

Libero@下北沢

久々に下北沢Libero(03-3465-2991)。鰹のカルパッチョやワカシ(関西だと何ていったっけ? とにかくハマチより若いやつだ)が今の季節はノリノリでおいしい。小羊も良かった。この店ではMontalcinoばかり飲んでいる気がしてならない。

Oct 1, 1999

Tom Jones

beat UKをぼーっと見ていたら、おばさんのアイドルTom Jonesが、ニューウェーブの旗手Talking HeadsのBurning down the houseを、90年代的スウェディッシュアイドルグループCardigansと一緒に歌う、という訳の分からないフィルムを目にしてしまった。

YouTube - Burnin' Down The House

説明しよう。Tom Jonesというのは、セックスアピールの激しい、同時期のElvisより全然直接的に激しい、おっさんシンガーで、最盛期は60年代である。

Mars Attacks!では本人役で出演している。ベガスでIt's not unusualを歌っていたおっさん、ほら思い出してきただろう。Tim Burtonは「もし本当に火星人が攻めてきたらどんな人達が生き残るか」という質問に対して「Tom Jones」と答えたという。どうでも良いことなのだが、Tom Jonesという名前はHenry Fieldingのくっだらない古典小説に出てくる女たらしの名前で「トム・ジョーンズの華麗な冒険」という映画にもなっている。つまり、Tom Jones=セックスシンボルというのはごく類系的な認識と言えるのだ。

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